今シーズンはなかなか調子が上がらず、下位に低迷しているサガン鳥栖。
そのサガン鳥栖の唯一の希望?が、高校生Jリーガーの松岡大起選手です!
鳥栖のカレーラス監督も
「彼を非常に信頼している。彼には未来がある。日本代表の監督にも見てほしいし、自分たちも彼という存在を大事にしないといけない」
と松岡選手を絶賛しています。
将来は日本代表や海外で活躍すること間違いなし!
今回はそんな松岡大起選手についてまとめてみました。
プロフィール
名前:松岡 大起(まつおか だいき)
生年月日:2001年6月1日
出身:熊本県
身長:170cm
体重:65kg
利き足:右
ポジション:MF
家族:父、母、兄、弟
経歴:ソレッソ熊本U-15→サガン鳥栖U-18
サッカーを始めたのはとても早く、3歳か4歳の頃には『ソレッソ熊本』でキッズサッカーを始めていました。
父親は?
父・順一さんは、高校野球の名門・熊本工業のピッチャーをされていました。
3年夏には主将兼エースとして夏の甲子園にも出場しました。
現在は千原台高校の野球部監督をされています。
松岡選手自身も小学3年生からサッカーと野球を両立した時期もありましたが
「サッカーが一番楽しかった」
とサッカーを選びました。
高校生Jリーガー
中学3年生の時に、京都サンガFCやサンフレッチェ広島など、いくつかのユースの練習会に参加しています。
その中から金明輝監督(現サガン鳥栖トップチームコーチ)の情熱的な指導のもとで、急速に力を伸ばしていたサガン鳥栖U-18に魅力を感じ、入団しました。
2018年には早くもトップチームに2種登録され、6月6日に行われた天皇杯2回戦・多度津FC戦で途中出場し、公式戦デビューを果たしています。
2019年3月2日の第2節ヴィッセル神戸戦では、リーグ戦での初出場をスタメンで飾りました。
高校生活の両立
佐賀県立高志館高校に通う現役の高校生でもあります。
基本、午前中は鳥栖市内で行われるトップチームの練習を終えると、急いで佐賀市内の高校へ戻って午後から授業に出席。
その後、夕方から行われる鳥栖U-18の練習に参加する。という忙しい毎日を送っています。
普通、松岡選手レベルになると競技に専念するために、通信制の高校への転校も考えるものですが、松岡選手は
「学校からも『協力する』と言っていただいているので。テストなどでいい点数を取ることを含めて、トップチームとの両方でやるべきことをしっかりとやっていきたい」
と勉学にもプレー同様、手を抜く気はありません。
プレースタイル
豊富な運動量を活かして、攻守に貢献する中盤の選手です。
フリーキックも得意で、年上の選手を押しのけ、鳥栖ではセットプレーのキッカーを任されることもあります。
中盤なら、どこのポジションをこなせる器用さもありますが、それでも最も得意とするのは、U-18で務めるボランチです。
憧れの選手はフランス代表のエンゴロ・カンテ選手。
カンテ選手は身長169cm体重65kgと、ほぼ松岡選手と同じサイズの体に、常人離れしたスタミナとボール奪取術をもったMFの選手です。
松岡選手にもいつの日か、“日本のエンゴロ・カンテ”として活躍していほしいですね!
背番号41の意味
松岡選手は人気サッカー漫画『アオアシ』の愛読者です。
お気に入りは主人公の青井葦人ではなく、高校2年生ながらJリーグでデビューしている栗林晴久。
松岡選手は2019年シーズンから背番号『41』を付けてプレーしていますが、それは栗林が付けている背番号が『41』だからです。
「プロのサッカー選手も圧倒するような(栗林晴久の)キャラクターが、ものすごくカッコよくて。ボランチというポジションでも似ているんです」
と話しており、以前からプロへ上がれた時は、できれば『41』を付けてプレーしたいと希望していました。
久保建英がライバル
松岡選手のライバルと言われているのが、FC東京・久保建英選手です。
2人はともに2001年生まれで、誕生日も松岡選手の6月1日に対して久保選手は同4日と、わずか3日しか違いません。
それでも、年代別の日本代表で顔を合わせたことはありませんでした。
常に注目を集めてきた久保選手は、飛び級でひとつ上のカテゴリーに招集され続けてきたからです。
松岡選手の世代には久保選手のほかにも、西川潤選手(桐光学園・セレッソ大阪)、斉藤光毅選手(横浜FC) 、山本理仁選手(東京ヴェルディ)など、有望な選手がたくさんいます。
松岡選手には、久保選手とともにこの黄金世代の中心選手として、引っ張っていってほしいですね。