法政大学のドラフト候補・宇草孔基選手。
足の速さが武器で、常総学院時代にはセンバツ最多タイの1試合で5盗塁を記録しています。
また、高校日本代表として「第27回U18ワールドカップ」に出場し、準優勝に貢献するなど、高校時代から注目されてきた選手です。
大学に入ってからも俊足は健在!
さらに大学3年時には3本のホームランを打つなどパワーも付けてきています。
プロフィール
名前:宇草 孔基(うぐさ こうき)
生年月日:1997年4月17日
出身:東京都墨田区
身長:185cm
体重:83kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:外野手、二塁手
経歴:墨田区立第二寺島小学校→墨田区立向島中学校→常総学院→法政大学
小中学生時代
小学1年生から『墨田リトルリーグ』で野球を始めました。
中学時代は『墨田シニア』でプレー。
当時のポジションはキャッチャーでした。
高校時代(常総学院)
中学卒業後は、茨城県にある常総学院に進学しています。
1年秋から背番号18でベンチ入り。
2年夏の茨城県大会はベスト4でした。
2年秋の新チームからセカンドのレギュラーを獲得します。
また、主将も務め、秋季茨城県大会では優勝!
続く関東大会でもベスト4に進出しています。
この頃から大型二塁手としてプロから注目される存在となっていきました。
センバツ最多タイ記録
秋の関東大会ベスト4が評価され、翌春のセンバツに出場します。
米子北との一回戦では、センバツ最多タイ記録となる1試合5盗塁を記録!
さらに、続く今治西との二回戦でも3つの盗塁を決めています。
相手バッテリーが警戒する中、塁に出ると次々に盗塁を決めていく様子は、見ていて気持ちが良かったです。
準々決勝の大阪桐蔭では接戦の末3-5で敗れはしましたが、宇草選手は好投手の田中誠也投手(現・立教大学)から先頭打者ホームランを放っています。
高校日本代表
3年夏の茨城県大会は東洋牛久に1-2で敗れ、4回戦敗退。
それでも宇草選手は 脚力を買われて高校日本代表入りを果たしています。
そして「第27回U18ワールドカップ」に出場し、準優勝に貢献しました。
高校時代からプロから注目されていましたが、高校卒業時にはプロ志望届を提出せず、法政大学へと進学しました。
大学時代(法政大)
1年春からベンチ入りしています。
大学では高校までのセカンドから外野手に転向。
3年秋からレギュラーを獲得すると、1番打者として、打率.333、ホームラン2本、盗塁7と活躍し、12季ぶりのリーグ優勝に貢献しました。
チームメイト
大学のチームメイトには舩曳海選手、朝山広憲投手らがいます。
プレースタイル
185cmの長身ながら、50m6秒0スピードも持つ外野手です。
バッテイングは下級生の頃は俊足を生かそうとするがあまり、一塁側に傾く「走り打ち」のようになっていました。
しかし、3年生からこれを止め「しっかり振り切るように」変えると、ホームランも打てるようになっています。
遠投110m。
まとめ
高校卒業時にはプロ志望届を提出しなかった宇草選手ですが、大学4年の今年はぜひ提出してほしいですね。
宇草選手の俊足はプロでも通用すると思います!
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