21世紀枠でセンバツに出場する徳島県立富岡西高校のエース・浮橋幸太選手。
もしかしたら、
“21世紀枠で出場するチームのエースなんて、たいしたレベルのピッチャーではない”
と思われる人もいるかもしれません。
しかし!
浮橋投手は、中学時代に全国大会ベスト4入り。
また、昨冬には四国選抜の一員としてオーストラリア遠征を経験するなど、強豪校の選手と比べても、そん色ないピッチャーです!
2年生の秋は公式戦・全7試合を1人で投げきり、四国大会ベスト4を達成!
センバツ出場に大きく貢献しました。
浮橋幸太のプロフィール
名前:浮橋 幸太(うきはし こうた)
生年月日:2001年4月13日
出身:徳島県阿南市
身長:174cm
体重:78kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:阿南市立阿南第一中学校→富岡西高校
浮橋幸太の兄
5歳上の兄・遼太選手(静岡大学→四国銀行)も、富岡西の元エースでした。
しかし在学中に、甲子園に出場することができていません。
浮橋投手は中学時代、チームを全国大会ベスト4に導き、多くの強豪校から誘いを受けていましたが、
「兄が甲子園に行けなかったので、自分が富岡西を甲子園に連れて行きたいと思った」
と同校への進学を決意しました。
浮橋幸太の高校時代(富岡西)
1年夏からベンチ入り。
1年の秋以降フォームを崩し、伸び悩んだ時期があり、ピッチャーを辞めることも頭をよぎりったそうですが
「投手でしか味わえない緊迫感が忘れられない」
と踏みとどまりました。
そこから、復活を果たし、2年生夏の徳島県大会ではエースとしてベスト4。
2年秋の徳島県大会では3位に入っています。
続く四国大会でもベスト4に入り、21世紀枠として富岡西高校初となるセンバツ大会出場に貢献しました。
また、2年生の12月には四国選抜に選ばれてオーストラリア遠征を経験。
四国選抜ではエース兼主将として活躍し、
「すごくいい経験になった。パワーのある外国人にも通用する球があった」
と自信を深めました。
浮橋幸太のプレースタイル
浮橋幸太投手は最速140km/hのストレートに、スライダー、チェンジアップ、カットボールなどの変化球を織り交ぜた、打たせて取るピッチングが持ち味のピッチャーです。
2年生の冬には新しくツーシームを取得して、さらに投球に幅が出てきています。
また、バッティングも得意で、高校通算15本塁打。
チームでは4番を任されています。
50m走は6.6秒。
浮橋幸太の進路は?
まだ成長途中のピッチャーで、高卒即プロというタイプではありません。
それでも、向上心をも失わずにお兄さんのように大学、社会人と野球を続けていれば、プロ野球選手も夢ではない選手だと思います。
※追記 浮橋幸太投手の進路についてはわかっていませんでしたが、今回なんと一浪して慶應大学に進学することがわかりました。
これはすごいですね!まさに文武両道!
大学では清原和博さんの息子・清原正吾選手ととも同期ということになります。
大学での活躍に期待したいですね!
清原正吾選手についてはこちらを→清原正吾(慶應)がアメフトから野球に再転向!弟もすごい?ドラフトやイケメン画像は?
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