★2018年ドラフト・日本ハム5位!
◆追記:8月21日、100回大会の夏の全国高校野球は甲子園球場で決勝が行われ、北大阪代表の大阪桐蔭高校が秋田の金足農業に13対2で勝ち、史上初となる2回目の春夏連覇を達成しました!
追記3:甲子園準々決勝、大阪桐蔭11-2浦和学院で準決勝進出!
背番号1を背負う柿木蓮が“クローザー”として存在感を放った。11-2のリードで迎えた9回2死の場面で、マウンド上の柿木蓮は力一杯のストレートを投げ込んだ。三振こそ奪えなかったものの、打ち返されたストレートは力なく左翼手の宮崎仁斗のグラブに収まった。最後に投じたのはこの日、最速となる150キロのストレートだった。
追記2:甲子園2回戦、大阪桐蔭10-4沖学園で見事勝利!
10-4で迎えた9回に登板し、今大会最速の151キロをたたきだしました!先頭打者に投げ込んだ2球目、空振りを奪った直球が151キロを計測。場内はどよめきました。今大会ここまでの最速は、星稜高校の奥川恭伸投手の150キロ。
柿木選手は「『行け行け(150キロを)出してこい』と言われていて、意識しないようにしたけど意識した。観客がどよめいてうれしかった」と笑顔を見せました。
追記1:春夏連覇をかけて挑んだ夏の甲子園では、初戦の作新学院戦で、先発し、見事1失点完投勝ちを収めました。
柿木蓮投手プロフィール!
多くの逸材を揃えた大阪桐蔭のミレニアム世代。
ドラ1の候補にも上がる藤原恭大選手や根尾昂選手に注目が集まりがちですが、新チームで背番号1を背負うエース、柿木蓮投手も見逃せません。
ノーワインドアップから最速148km/hのストレートを投げ込み、強気で押す投球スタイルが持ち味です。
※3年夏の甲子園で151km/hを記録!今大会最速です!
柿木選手は、『ヤンキー』というワードで検索されていることがあるようですが、特に柿木投手がヤンキーだったという情報はなく、おそらくはこの投球スタイルから、そのように勘違いされていると思われます。
変化球もスライダーにカーブ、フォークとあり、コンビネーションで抑えるピッチングもできます。
今後の活躍によっては、ドラ1候補に入ってきてもおかしくない投手です。
なお、大阪桐蔭の注目選手についてはこちら↓
藤原恭大(大阪桐蔭)がイケメン!
根尾昂(大阪桐蔭)ドラフト上位候補!
横川凱(大阪桐蔭)父譲りの高身長で湖北ボーイズ出身!

名前:柿木蓮(かきぎ れん)
出身地:佐賀県多久市
生年月日:2000年6月25日
身長:181cm
体重:83kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:投手
経歴:多久市立北部小学校→多久市立中央中学校→大阪桐蔭高校
名前の読み方は?
名前の読み方は、『かきぎ れん』と読みます。
珍しい名字ですよね。
『れん』という名前もかっこいい!
球歴は?
小学2年生から「多久北部少年野球部」で野球を始めた柿木投手。
中学時代は「佐賀東松ボーイズ」でプレーし、最速142km/h右腕として注目されていました。
また、2年生の時は9者連続三振、3年には1試合17奪三振を記録したことがあるほど、奪三振能力が優れていました。
3年夏には日本代表チームに選出され、世界少年野球大会出場しています。
中学卒業後は大阪桐蔭へ進学。
2年春から控え投手としてベンチ入り。
これは怪我人が出たため、代役としての選抜大会メンバーに入りでした。
春季大阪大会になると、当時エースだった徳山壮磨投手に続く投手を育てたいチームの方針により、同じ2年生の横山凱投手と共に先発を任されるようになります。
2年夏も控え投手ながら、4回戦と準々決勝で先発。
4回戦の同大香里では8者連続を含む11奪三振、7回無失点の好投を見せました。
まさかのサヨナラ負け!
春夏連覇をかけて挑んだ夏の甲子園大会。
3回戦・仙台育英戦に先発した柿木投手は、8回まで5安打無失点の好投を見せました。
しかし、9回にまさかの結末が待っていました。
ランナー一塁二塁ながら2アウト。
打者がショートゴロを打ち、ゲームセットと思われた瞬間、一塁手の中川選手がベースを踏めずセーフに。
満塁からサヨナラ打を打たれ、敗れてしまいました。
捕手で主将だった福井選手は、「投球内容は100点」とかばいましたが、柿木投手は泣き崩れました。
しかしハートの強い柿木投手は、
「この場所には戻ってくるので、砂はいらない」
と、甲子園の土を持ち帰っていません。
2年秋の大阪府大会・近畿大会をともに優勝して、帰ってきた3年春のセンバツでは、「背番号1」を付け3試合に先発。
15イニングをわずか自責点2に抑え、2年連続のセンバツ優勝に貢献しました。
そして、3年夏の北大阪府大会でも優勝
応援歌は?
柿木くんの応援歌は『ダイナミック琉球』という曲です。
イクマあきらさんという沖縄の方の曲です。
スカウトの評価!
◆ヤクルト・小川SD
「春夏連覇を狙う大阪桐蔭には、藤原恭大外野手、根尾昂投手、柿木蓮投手、中川拓也内野手、山田健太内野手と5人の注目選手がいる」
◆ヤクルト・阿部スカウト
「ベース板の球が強い」
◆巨人・武田スカウト部主任
「馬力があるし、楽しみな存在ですね」
◆日本ハム・加藤スカウト
「来年はドラフト候補でしょう」
○まとめ
高校生は1年で大きく成長します。
現在、最速147km/hの柿木選手ですが、来年の夏には150km/hを超えることだって可能だと思います。
※実際に2018年夏の甲子園で151キロを記録し超えてきました!すごい!
まだまだ実績が乏しいですが、素材は一級品。
今後の活躍には要注目です!