社会人のトヨタ自動車でプレーする下石涼太選手。
高校まではピッチャーとしても活躍していた野球センス◎な内野手です。
甲子園にも1度出場しており、3年のセンバツでは安楽智大投手(現・楽天)と延長13回の投げ合いを演じました。
この時は、両投手ともに投球数が200球超えるという壮絶な投手戦でしたので、覚えている人も多いのではないでしょうか?
プロフィール
名前:下石 涼太(しもいし りょうた)
生年月日:1995年4月14日
出身:山口県下関市
身長:172cm
体重:73kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:内野手
経歴:下関市立王司小学校→下関市立東部中学校→広陵高校→東海大学→トヨタ自動車
小中学生時代
6歳から、お兄さんと一緒に『王司少年団』で野球を始めました。
中学時代は『下関マリナーズ』でプレー。
中学3年夏のホークスカップでは、ピッチャー兼ショートとして準優勝に貢献し、個人でも優秀選手を獲得しています。
中学卒業後は、2007年夏の甲子園の広陵と佐賀北の決勝を見たことがきっかけで、広島県にある広陵高校に進学しました。
高校時代(広陵)
1年春からベンチ入り。
1、2年生の頃は、主にショートやセカンドとして出場し、たまにリリーフとして登板するといった感じでした。
2年秋からは、エースで4番打者として、チームの中心として引っ張ります。
2年秋の公式戦では、
投げては防御率2.27、
打っては打率.371、ホームラン1本、打点6
の活躍で、広島3位と中国大会準優勝に貢献しました。
翌3年春のセンバツでは、初戦で済美高校と対戦。
1番・ピッチャーで出場し、1学年下の安楽智大投手(現・楽天)と投げ合いますが、延長13回の末3対4、サヨナラで敗れています。
3年夏の広島県大会では、準々決勝で山岡泰輔投手(現・オリックス)擁する瀬戸内高校と対戦。
惜しくも2対3で敗れ、2季連続の甲子園出場はなりませんでした。
高校時代から巨人などから注目されていましたが、プロ志望届を提出せず、野手としてのプロ入りを目標に東海大学へ進学しています。
当時のチームメイトには、柳澤一輝投手(早稲田大学→ホンダ鈴鹿)らがいました。
大学時代(東海大)
1年春からショートとしてリーグ戦に出場。
3年春までショートのレギュラーを担い、3年秋からは主にセカンドとして出場しました。
また、4年春からは主将としてチームを引っ張っています。
2年生の夏には大学日本代表にも選ばれ、ユニバーシアード大会に出場。
全4試合に8番・セカンドで出場し、9打数3安打をマークして優勝に貢献しました。
大学卒業時にもプロ志望届を提出せず、社会人のトヨタ自動車へ入社しています。
プレースタイル
鋭いスイングで広角に打ち分ける左の好打者です。
遠投100m、ピッチャーとして最速144km/hを計測したこともある強肩を武器に、主にショートを守ります。
50m6秒2と足は速いですが、盗塁は多いタイプではありません。
まとめ
高校時代からプロに注目されていましたが、高校、大学とプロ志望届を提出していません。
大卒社会人2年目で、今年プロ入り解禁を迎える下石選手の決断は?
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