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藤岡裕大(トヨタ→ロッテ)守備や肩は?兄の高校や柴田との関係も!

2017年ロッテ2位!
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今年の西武・源田壮亮選手の活躍には目覚ましいものがありましたね。
そんな源田選手が昨年まで所属していたトヨタ自動車で、今年、ショートを守っているのが藤岡裕大選手です。
藤岡選手も、源田選手のように1年目からの活躍を予感させる実力を持った選手です

 

名前:藤岡裕大(ふじおか ゆうだい)
生年月日:1993年8月8日
出身:岡山県岡山市
身長:178cm
体重:77kg
投打:右投げ左打ち
経歴:岡山市立操明小学校→岡山市立操南中学校→岡山理科大学付属高校→亜細亜大学→トヨタ自動車

 

野球一家に生まれた藤岡選手。
4歳ごろから家の近くの小学校の校庭で父・直樹さん、母、兄・大樹さんの4人で毎日2時間、日が暮れるまでノックやティー打撃をしていました。

小学生時代は、「操明スポーツ少年団」でソフトボールをプレー。

中学校では、「赤磐ベースボールクラブ」に所属し、主にショートを守っていました。

高校は、岡山理大付高校に進学。
実はお父さんとお兄さんも、岡山理大付高校の野球部のOBで、お父さんは甲子園の出場経験があります。

藤岡選手は、高校1年夏からベンチ入り。
1年秋からサードでレギュラーを獲得します。
また、強肩を活かして投手としても活躍し、最速149km/hを計測したこともありました。
高校3年間で甲子園出場はありません。

高校3年時にはプロ志望届けは提出せず、亜細亜大学へと進学しました。

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○柴田竜拓選手(DeNA)とチームメイト
高校の同級生には、国学院大学からDeNAに入った柴田竜拓選手がいました。
さらに、柴田選手のお父さんと藤岡選手のお父さんも岡山理大付高校の同級生で、子供の頃から家族ぐるみのつきあいがあるそうです。

 

○東都リーグ通算104安打
大学入学後は、1年春からサードでレギュラーを獲得します。
その後は、3年秋に首位打者を獲得するなど、大学通算で104安打を記録しています。

4年時には侍ジャパン大学代表としてユニバーシアードで金メダル獲得。
この時、高校の同級生・柴田竜拓選手も日本代表に選ばれていて、柴田選手がショート、藤岡選手がサードでスタメン出場した試合もありました。
高校の同級生が別々の大学に進んで、日本代表で再びコンビを組むなんて、素敵ですね。

 

○まさかの指名漏れ
藤岡選手は、大学卒業時にプロ志望届を提出しています。
東都リーグで通算100安打以上すると、プロでも成功するというデータがあり、上位指名が予想されていましたが、結果はまさかの指名なしでした。
藤岡選手は、ドラフトが終わった時から、ショックでずっと涙がとまらず、一睡もできなかったと言います。

そんな失意の藤岡選手に対し、仲間は翌日の練習の時に、あるサプライズを行いました。
亜細亜大学には、午前の練習の終わりに、選手全員で行うあいさつ練習という声出しがあります。
いつもは
「フレー!フレー!亜細亜!」
というエールで終わりますが、その日はそれに加えて、
「フレー!フレー!藤岡!」
のエールが贈られました。

藤岡選手はその時のことを振り返って
「みんなの声出しがあったから、今立ち直れている」
言います。
素敵な仲間ですね。
きっと藤岡選手自身が素晴らしいんだと思い出す。
だからこそ、仲間がそうしたいと想ったのではないでしょうか。

トヨタ自動車に入社後は、1年目から外野でレギュラーを獲得。
都市対抗野球では打率.381の好成績を残し、新人賞にあたる若獅子賞を受賞しています。

2年目の2017年は、源田選手が抜けたショートを守り、攻守に渡ってチームを引っ張ります。
また、侍ジャパン社会人代表としてBFAアジア選手権に出場し、優勝も経験しました。

 

藤岡裕大選手は、足が速く肩も強くて、本職のショートだけでなく、サード外野も守れます。
こういう選手がチームにいることは、監督にとってたのもしいでしょうね。
おそらく、1年目から、多くの一軍の試合に出場すると思います。
将来は、日本代表に入って、再び柴田選手とコンビを組むなんてこともあるかもしれませんね。