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野村佑希(花咲徳栄)ドラフト評価!出身中学や父母は?ハーフなの?

★2018年ドラフト・日本ハム2位!
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2017年夏の甲子園大会。
ミレニアム世代と呼ばれる2年生の活躍が目立ちました。

その中で注目を浴びた一人が、優勝校・花咲徳栄の4番・野村佑希選手です。
現時点で高校通算32本塁打58本塁打(追記2018.9.13)をマークするスラッガーで、投げても144km/h146km/h(追記2018.8.1)を計測する二刀流です。

 

名前:野村佑希(のむら ゆうき)
出身地:米国ミシガン州デトロイト近郊ハウエル
生年月日:2000年6月26日
身長:185㎝
体重:87㎏
投打:右投げ右打ち
ポジション:外野手兼投手
経歴:伊勢崎市立境西中学校→花咲徳栄高校

 

アメリカで生まれ、1歳の時に群馬伊勢崎市に移住してきた野村選手。
小学2年生の時に、「剛志ジュニアーズ」で野球を始めました。
中学時は「太田市リトルシニア」で投手兼三塁手としてプレイしています。

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その後、埼玉の花咲徳栄に進学。
ベンチ入りしたのは1年秋。
メンバー入りと同時に、一塁レギュラーの座を掴み、4番として関東大会に出場しました。

プロスカウトに注目されるようになったのは、2年春先です。
1年秋までに放った本塁打は6本でしたが、冬に打ち込みを行いパワーアップに成功。
春先の練習時代で計12本のホームランを放ち、存在感を示しました。

春季大会でも、4番・左翼手兼投手として出場し、4本のホームランを放つ活躍で県大会準優勝を達成しました。
2年夏の県大会では本塁打0ながら、打率4割越え優勝に貢献。
4番として出場した甲子園では特大のホームランを放ち、名前を全国区に広めました。

 

〇坂本2世
坂本2世と評されることもあるようです。
これは、巨人・坂本勇人選手に似た打撃スタイルを持っているためです。

野村選手のフォームは、他の選手よりグリップの位置が高く、このグリップの位置が下がらないというのが最大の特徴です。
この似た形を持っているのが、坂本選手なんです。

野村選手も、好きな選手に坂本選手を挙げ、
「インコースの打ち方、肘の抜き方を参考にしています」
と話しています。

その一方で甲子園でのホームランを見た、ロッテ・永野チーフスカウトは、
「パワーは別格。スイングスピードは速くないのに、タイミングの取り方が上手く、ボールを運べる。タイプ的には清原だね」
と、球界に名を残すスラッガーを挙げています。
坂本選手と清原選手のハイブリッドと言うことでしょうか。
とてつもない選手になりそうですね。

 

〇両親
アメリカ生まれで、「ジェームス」というミドルネームを持っている野村選手。
国籍も日本とアメリカの二重国籍です。
しかし両親はともに日本人です。

父・真也さんが自動車関連の会社で働いており、その関係でアメリカに住んでいました。
母・洋子さんは身長175㎝と大柄で、中学時代にはソフトボール部で4番を打っていたそうです。
野村選手は母親似、なのでしょうかね。

 

〇スカウトの評価
巨人・吉武スカウト
「打球が速い。今年でも十分、ドラフト対象になる」

日本ハム・今成スカウト
「自分の形で打てる可能性が高い子。格が違う。投げてもこの時期でこのレベルは素晴らしい。投打の軸になる二刀流候補だ」

ロッテ・高橋スカウト
「そこまで強く振っていないのに打球が飛びます。体もまだそんなにガッチリとしているわけではないので、ひと冬越えてどうなるのか。飛ばす技術があるだけに楽しみです」

楽天・沖原スカウト
「打撃が大きな魅力です。投手もできますが野手として楽しみですね。あとは守りが今後どうなっていくかです」

中日・中田スカウト部長
「すばらしい。内角の厳しい球を体の回転でうつことができる右打者はなかなかいない」

 

清宮の次はこの選手
そう評されることもある野村選手。
体がまだできていませんし、攻守ともにまだ伸び代が多くあります。
今後、更なる成長を成し遂げて、来年のドラフトでは1指名されるような選手になってほしいですね。

 

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