SUBARUのドラフト候補・遠藤康平選手。
小柄ながら軽快なフットワークで高い守備力を誇るショートです。
大学卒業時にはプロ志望届を提出するも、指名漏れを経験。
社会人で活躍してからのプロ入りを狙っています。
プロフィール
名前:遠藤 康平(えんどう こうへい)
生年月日:1996年1月12日
出身:静岡県伊豆の国市
身長:172cm
体重:72kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ショート
家族:両親と姉
経歴:伊豆の国市立大仁小学校→伊豆の国市立大仁中学校→常葉菊川高校→青山学院大学→SUBARU
小中学生時代
小学1年生から『大仁パワーズ』で野球を始めました。
中学時代は『伊豆市シニア』でプレー。
4番・ショートとして活躍し、中学3年の夏には全国大会で初優勝を達成しています!
個人でも優秀選手賞を受賞しました。
高校時代(常葉菊川)
中学卒業後は常葉菊川高校に進学。
1年生からベンチ入りを果たすと、旧チームからセカンドでレギュラーを獲得しました。
ショートに移った2年秋には、3番打者としてチームトップの打率.400、打点11、盗塁6を記録し、秋の静岡県大会で準優勝!
東海大会でもベスト4入りを果たしています。
翌3年春のセンバツに出場。
12打数5安打、ホームラン1本、打点7、盗塁2と活躍し、ベスト16入りを果たしました。
さらに春の静岡県大会では4試合8安打8打点と活躍し、優勝!
続く東海大会でも3試合でホームラン3本を含む6安打5打点と、MVP級の活躍で初優勝に貢献しています。
甲子園には3年夏も出場。
3回戦で板東湧梧投手(現・ソフトバンク)のいた鳴門高校に敗れ、春と同じベスト16にという結果でした。
高校時代からプロスカウトに高く評価されていましたが、プロ志望届を提出せず、4年後のプロ入りを目指して青山学院大学へ進学しました。
大学時代(青山学院)
1年春のリーグから、ショートのレギュラーとして全試合に出場。
中央大学の島袋洋奨投手(現・ソフトバンク)からホームランを打つなど、打率.324、ホームラン1本の好成績で新人賞に輝いています。
しかし、1年秋のリーグ戦では思うような結果を残せず、チームも2010年春以来となる2部落ちとなってしまいました。
その後も調子は上がらず、大学通算で打率.225、ホームラン7本、打点32と物足りない成績に終わっています。
大学4年時にはプロ志望届を提出しましたが、遠藤選手本人も自信が無かったのか
「できればプロに行きたいです。ただ、ほとんど可能性がないのでは・・・」
と弱気なコメントを残していました。
そして、予想通り指名漏れに終わり、社会人のSUBARUへと入社しました。
社会人時代(SUBARU)
1年目から公式戦ベンチ入り。
入社前に負った右指骨折により出遅れますが、4月の後半からショートのレギュラーに定着しました。
プレースタイル
好打好守のプロ注目のショート。
グラブ捌き、軽快なフットワークが魅力で、高校時代の森下知幸監督から歴代ナンバーワンの高い評価を受けていました。
バッティングは確実性にやや難があるものの、パンチ力を秘めた思い切りのいいスイングが持ち味です。
50m6秒2。遠投100m。
まとめ
プロを目指す上で、打撃が課題と言われています。
ただ、高校~大学1年春までは、むしろ打撃が売りというぐらい打ちまくっていましたので、何かのきっかけで自信を取り戻せば、プロ入りもぐっと近づくのではないでしょうか。
今後に注目ですね!
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