立教大学のドラフト候補・藤野隼大選手。
東海大学の海野隆司選手と並んで、大学球界を代表する強肩キャッチャーです。
埼玉県屈指の進学校・川越東高校出身で、とても頭がよく、大学では経済学部を専攻しています。
卒業後は野球を続ける以外にも、デベロッパーや広告業界に就職することも考えているそうです。
どのような道を選ぶのか?その進路に注目が集まっています。
プロフィール
名前:藤野 隼大(ふじの はやた)
生年月日:1998年1月7日
出身:埼玉県ふじみ野市
身長:181cm
体重:83kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:キャッチャー
経歴:ふじみ野市立東原小学校→ふじみ野市立大井中学校→川越東高校→立教大学
小中学生時代
小学2年生から『大井少年ファイターズ』で軟式野球を始めました。
ピッチャーやサードを経験したあと、5年生からキャッチャーに転向しています。
中学時代は『上福岡シニア』でプレーしていました。
高校時代(川越東)
中学卒業後は、埼玉県屈指の進学校・川越東高校へと進学しています。
1年秋からベンチ入りを果たすと、2年秋にレギュラーを獲得しました。
2年秋、3年春と、2季連続で埼玉県大会準優勝になり、関東大会でも2年秋ベスト8、3年春準優勝を達成しています。
3年夏の埼玉県大会では4番キャッチャーで出場しましたが、3回戦で朝霞西高校に0対1で敗れ、甲子園出場はなりませんでした。
高校時代の同期
同期のチームメイトには、高橋佑樹投手(現・慶応大学)、福岡高輝選手(現・早稲田大学)など、現在、東京六大学リーグで活躍しているメンバーがいます。
■高橋投手については↓
大学時代(立教大)
高校卒業後は、スポーツ推薦ではなく、自由選抜入試(自己推薦)で立教大学に合格しています。
2年春のリーグ戦からにレギュラーを獲得すると、打率.321、ホームラン1本、打点5の活躍で、35季ぶりのリーグ優勝に貢献しました。
続く大学野球選手権でも全試合スタメン出場し、59年ぶりの日本一を達成しました。
その後も、レギュラーとして活躍を続け、2年生春から3年生春まで3季連続で打率3割以上をマークしています。
また、大学日本代表にも3年生から選ばれており、日米大学野球、ハーレム国際野球大会の合計12試合中6試合でスタメン出場を果たしました。
プレースタイル
181cm80kgの恵まれた体格の、強肩強打のキャッチャーです。
遠投100m、2塁送球1.85秒の強肩に加え、バッティングでは2年生春から3年生春まで3季連続で打率3割以上をマーク。
更には2年秋にホームラン4本を打つなど、長打力も兼ね備えたバッターです。
また、4年春からは創部110年目の節目の主将を担っています。
進路
現在、大学を代表するキャッチャーですが、下級生の頃は
「プロ野球には高校でスポーツ推薦、大学でもスポーツ推薦で入学するような人が行くところだと思っていた」
と、プロ入りには消極的でした。
それでも、大学日本代表に選ばれるようになり、
「ここまで野球をやらせていただいて、行けるところまではプレーしよう」
と徐々に変化みられるようになってきています。
もちろん、藤野選手の人生ですから、本人に望む方向に進めばいいと思います。
それでも、せっかく日本代表レベルの実力があるのですから、できればプロで見てみたい選手ですね。
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