サンロッカーズ渋谷に所属するベンドラメ礼生選手。
リーグ屈指のポイントガードで、Bリーグ初代新人王も受賞しています。
ただ、所属チームでは主力として活躍していますが、日本代表では12番目か、13番目という微妙な立ち位置です。※バスケのベンチ入りは12名
2018年11月に行われたワールドカップ予選では、カザフスタン戦の直前に代表落ちするという悔しい想いを経験しました。
それでも成長を続けており、高さとスピードを武器に代表定着を狙っています。
プロフィール
名前:ベンドラメ礼生(べんどらめ れお)
生年月日:1993年11月14日
出身:福岡県
身長:183cm
体重:79kg
ポジション:ポイントガード、シューティングガード
経歴:延岡学園高校→東海大学→サンロッカーズ渋谷
ブラジル人の父親と、日本人の母親との間に産まれたハーフです。
小学校3年生からバスケットボールを始めました。
高校時代(延岡学園)
高校は、宮崎県にある名門・延岡学園高校に進学。
1年生の時からベンチ入りを果たしました。
3年生の時には、同級生の岡本飛竜選手(現・広島ドラゴンフライズ) 、ジュフ・バンバ選手(現・川崎ブレイブサンダース)らとともに主力として活躍し、高校3冠(インターハイ、国体、ウインターカップで優勝)を達成しています!
これは1998年の能代工業高校以来となる大偉業でした。
また、ウインターカップではベストファイブにも選出されています。
大学時代(東海大)
高校卒業後は、東海大学に進学。
大学でも、1年時よりスターティングメンバーとして活躍していました。
1年から4年時までの4年間、全てインカレの決勝進出を果たしています。
しかも、1年生の時はアシスト王、2年生の時は優秀選手、4年生の時は敢闘賞を受賞しました。
プロ入り後(日立サンロッカーズ東京→サンロッカーズ渋谷)
2016年1月に日立サンロッカーズ東京(現在のサンロッカーズ渋谷)に、アーリーエントリー選手として入団を果たしました。
※アーリーエントリー:プロスポーツにおける選手契約システム。通常、新人選手がチームと契約して実際にプレーするには大学や高校などの卒業を待つ必要があるが、アーリーエントリーを行うことにより、卒業を待たずに加入することができる。
そして、プロ入り1年目の2016-17シーズンのBリーグ新人王を受賞しています。
プレースタイル
類まれな攻撃センスを持つポイントガード。
相手のスタイルを問わず、フィニッシュまで持って行くことのできるのが持ち味です。
所属するサンロッカーズ渋谷では、チーム事情からシューティングガードを務めることもあります。
結婚や彼女は?
結婚や彼女で検索されていることが多いようですね。
しかし、調べましたが、そういったことに関する情報は見つけられませんでした。
日本代表でのライバル
日本代表でのライバルとなるポイントガードの選手には、元NBAの富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)や、篠山竜青選手(川崎ブレイブサンダース)らがいます。
富樫選手には得点とスピード、篠山選手にはゲームメークの技術と、それぞれ武器があります。
一方、ベンドラメ選手は2人にはない、高さがあります。
(しかも、得点能力は富樫選手>ベンドラメ選手>篠山選手、ゲームメークの技術は篠山選手>ベンドラメ選手>富樫選手といった感じです)
三者三様それぞれ特徴があるので、日本代表ヘッドコーチのフリオ・ラマス氏は、誰を選ぶか悩ましいところですね。
代表定着に向けてベンドラメ選手は
「身長をアドバンテージにしないといけない。ガードも点数を取ることを求められますし、ディフェンスでも身長があるのでプレッシャーを掛けられます。外から点数が取れることとディフェンスを頑張れることが重要だと思います」
と話しています。
ぜひ、ベンドラメ選手には代表に定着してもらって、東京オリンピック出場を勝ち取るためにチームを引っ張っていてほしいですね。