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小園海斗は広島カープへ!ヒロミが親?母親が凄い!出身中学も!

★2018年ドラフト・広島1位!
その他指名選手はこちら→ドラフト指名選手一覧2018!

※追記:11月9日。契約金1億円+出来高。年棒800万円で仮契約を結んだことが発表されました。

※追記
ドラフト会議の結果、小園選手は、広島、ソフトバンク、オリックス、DeNAの4球団から指名され、抽選の結果、広島が交渉権を獲得しました。

小園海斗プロフィール

U-18Wカップにて、藤原恭大選手(大阪桐蔭)と共に2年生コンビとして大活躍を見せた、報徳学園の小園海斗選手。

三拍子揃ったプロ注目のショートで、高い打撃技術に加え、華麗なグラブさばきと素早い動きで可能にする堅守が魅力です。
2018年のドラフトでは上位候補になるのではないでしょうか。

◇藤原選手についてはこちら→藤原恭大(大阪桐蔭)がイケメン!

名前:小園海斗(こぞの かいと)
出身地:兵庫県宝塚市
生年月日:2000年6月7日
身長:178㎝
体重:73㎏
投打:右投げ左打ち
ポジション:遊撃手
経歴:宝塚市立逆瀬台小学校→宝塚市立光ケ丘中学→報徳学園高校

6歳の時、甲子園にプロ野球観戦に行ったことがきっかけで野球を始めた小園選手。
小学生の時は「宝塚リトルリーグ」に所属。

中学は「枚方ボーイズ」でプレイしました。
この時のチームメイトが日本代表でも共に戦った藤原選手で、1、2番コンビとして、全国制覇を達成しています。
更に、同年11月にはU-15日本代表にも選出され、世界大会優勝を経験しました。

中学卒業後は、報徳学園に進学。
1年春からベンチ入りすると、県大会では1番・ショートとして出場。
全5試合で安打を放ち、25打数10安打打率4割の好成績をマークし、スカウトの注目を集めました。
2年春には選抜大会に出場。
打率5割、本塁打1、5打点の活躍で、ベスト4入りに大きく貢献しました。
この大舞台で披露した高い打撃技術には、多くのスカウト陣が高い評価をしています。

 

U-18ベースボールワールドカップ

藤原選手と共に、2年生コンビで見せた日本代表での活躍は、多くの人に印象を残しました。
藤原選手がチーム2位の打率3割3分3厘だったの対し、小園選手はそれを上回る3割7分8厘をマークしています。
先輩たちが苦労した木製バットにいち早く対応し、大舞台でも臆することなく実力を発揮する能力は、プロの世界でも役立つ秀でた才能だと思います。

 

ヒロミが親なの?

小園選手は、なぜか『ヒロミ』というキーワードと共に検索されています。
調べたところ、ネットの掲示板で「ヒロミの子供」と書き込まれたことが発端のようです。

なんでも、タレントのヒロミさんの本名が「小園浩己」と言うそうで、それで、
「ヒロミさんが親ではないか?」
という噂が流れたみたいです。

しかし、結論を言えば親子ではありません!!

 

母親は元なでしこジャパン

母親は、元なでしこジャパンのサッカー選手だそうです。
元なでしこジャパンのさんの先輩なんだとか。
小園選手の身体能力の高さは、母親譲りかもしれませんね。

 

2018年夏の甲子園の結果

【甲子園3回戦 報徳学園2-3済美】
報徳学園は九回に粘りを見せたが、及ばなかった。小園海斗選手は五回一死一、三塁で空振り三振に倒れるなど無安打。「甲子園で優勝するという気持ちで来たが、結果を残せなくて悔しい」と涙を拭った。

【甲子園2回戦:報徳学園3-2聖光学院】
小園海斗選手(3年)は、3安打3得点の活躍で16強入りに貢献しました。
3安打は全て二塁打で大会最多タイ記録!
小園選手は、試合開始のサイレンが鳴り終わった直後に左中間二塁打で出塁すると、犠打で三塁進塁。三番打者の遊ゴロの間に、50メートル5秒8の快足を飛ばして先制のホームを踏んだ。また、先頭だった3回表の第2打席では右中間二塁打。犠打で三塁進塁すると、三番の右犠飛で生還し、一人で2得点目と、ダイヤモンドを躍動した。
さらに、2対2で迎えた8回表、3度目の先頭となった第4打席。2球変化球を見逃した後、142キロのストレートを素直に弾き返し、左中間二塁打(大会史上28人目の1試合個人最多二塁打3)。そして、またも二番、三番が繋ぐと、小園選手が決勝のホームを踏みました。

この大活躍にバックネット裏で見守っていた各球団のスカウトは軒並み高評価を与えました。

 

スカウトの評価

◆広島・松本スカウト
「センバツを見て驚いた選手です。センスの塊。ボールの捕り方や投げ方をはじめ、全てにおいてセンスがある。びっくりしました」

◆中日・中田スカウト部長
「センス、守備力、体はそれほど大きくないですが瞬発力、勝負強さと全て揃っています。ショートという点もいいですね」
「ある程度完成された選手。肩も強いし、今年でも(ドラフトの指名)対象になる」

◆ヤクルト・小川SD
「春のセンバツで見ましたが、プレーにスピードを感じる好遊撃手です。動きが素早いので小柄な選手かと思ったら、身長が178㎝もあるんですね。打撃もいいですし、これからさらに体に力がついてくれば面白いです」

◆オリックス・中川アマチュアスカウトグループ長
「ショートの守備はフットワークが良く、安定しているので、プロの世界に入っても通用するレベルにあると思います。あとはバッティングがどこまで伸びてくるか。もう少し、振る力がついてくると面白い存在です」

◆西武渡辺SD
「彼が打って走ると、スタンドも沸くよね。ショートとしての能力が高く、将来が楽しみ。立浪のように1年目から出られる可能性もある。広角に打てるし、走攻守トータルでレベルが高い。間違いなく上位候補」

◆日本ハム大渕スカウト部長
「力強さ、スピードが出てきた。バットに当てるのがうまい。躍動感が出てきて成長を感じる」

◆ロッテ永野チーフスカウト
「オーバーランで4秒を切るのは速い。ガツガツ地面をつかんで走る。うちの荻野タイプ」

◆オリックス長村球団本部長
「足も肩もすべて文句なし。走攻守すべてにおいてトップランク。アマ野球NO・1のショート。即戦力に近いと思う」

◆楽天長島スカウト部長
「今年の高校生の中でも特に、すぐプロでレギュラー争いできる選手」

◆巨人岡崎スカウト部長
「下半身の粘りが出てきて、広角に打てるようになった。守備はトップランクですね」

◆DeNA八馬スカウト
「3拍子そろった選手の中でも高いレベル。体は強いし、躍動感がある。スピードに馬力もある」

 

まとめ

U-15に選ばれた際のアンケートでは、好きな選手に坂本勇人(巨人)、山田哲人(ヤクルト)を挙げ、将来の夢に『読売ジャイアンツで活躍』と書いていた小園選手。

ドラフトの結果、巨人からの指名はなく、小園選手は、広島、ソフトバンク、オリックス、DeNAの4球団から指名され、抽選の結果、広島が交渉権を獲得しました。

 

 

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