これまでに幾度も甲子園で「箕島高校との延長18回」や「松井の5打席連続敬遠」など、記憶に残る名勝負を演じてきた星稜高校。
その星稜高校で現在、監督を務めているのが林和成さんです。
高校時代は松井秀喜さんの1学年後輩で、甲子園には3度出場。
「5打席連続敬遠」の試合にも、2番・ショートで出場をしていました。
林和成プロフィール
名前:林 和成(はやし かずなり)
生年月日:1975年7月23日
出身:石川県金沢市
経歴:星稜高校→日本大学
高校時代の成績
ポジションはショートで、星稜高校では、当時サードだった1学年先輩の松井秀喜さんと三遊間でコンビを組んでいました。
甲子園には1991年の夏、1992年の春と夏と3度出場。
1992年夏の「5打席連続敬遠」の試合には、2番・ショートで出場し、ヒットを2本打っています。
ちなみに、監督として出場した2018年夏の甲子園の済美戦では、タイブレークの末、史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打で敗れるといった熱戦を繰り広げましたが、この時の済美高校の中矢太監督は明徳義塾出身で、5打席連続敬遠の試合にもベンチ入りし、3塁コーチを務めていました。
3年生の時は主将として、チームを引っ張りますが、甲子園出場はなりませんでした。
日本大学に進学
高校卒業後は、日本大学に進学しています。
大学では準硬式野球部でプレーし、全国大会優勝を経験しました。
指導者としての経歴
大学卒業後の1998年から星稜高校のコーチを務めています。
2004年からの野球部長を経て、2011年に監督に就任しました。
監督になってからは、夏の甲子園には2013年、2014年、2016年、2018年に出場。
センバツは2018年に出場しています。
松井秀喜との関係
松井秀喜さんとは学年は違いますが、高校卒業後も親交があるようです。
林監督が大学卒業後、指導者の道へ進むか悩んで、相談した時には、松井秀喜さんから
「どちらの道に進んだとしても、応援する」
「星稜高校の指導者として進むなら、全力で応援する」
と後押しをされ、指導者の道を決断されたそうです。
離婚
プライベートでは一度結婚をされましたが、現在は離婚をされているようです。
離婚の経緯や奥さんのことなどは、一般人のため、詳しいことはわかりませんでしたが、おそらく野球の指導に熱心すぎたために、家庭まで気が回らなかったのではないでしょうか?
甲子園での成績
明治神宮大会と国体では、優勝経験のある星稜高校ですが、意外なことに、まだ甲子園での優勝経験はありません。
星稜高校の甲子園での最高成績は
春の甲子園(センバツ)では1992年、1995年、2018年のベスト8。
夏は1995年の準優勝です。
星稜高校を初の甲子園優勝に導くのは、林監督かもしれませんね。