2017年ヤクルト8位!
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独立リーグの「石川ミリオンスターズ」に所属する沼田拓巳投手。
がっちりとした体格から、最速155km/hのストレートを投げる本格派の投手です。
まだ、23歳の若い選手ですが、なかなか波乱万丈の野球人生を送ってきています。
そんな沼田投手についてまとめてみました。

名前:沼田拓巳(ぬまた たくみ)
生年月日:1994年3月4日
出身:愛知県名古屋市
身長:185cm
体重:85kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:投手
経歴:森孝東小学校→森孝中学校→大垣日大→名古屋産業大学→エディオン愛工大OB BLITZ→群馬ダイヤモンドペガサス→石川ミリオンスターズ
沼田投手は、小学5年生の時に野球を始めました。
中学の時は「守山クラブ」でプレー。
高校は、岐阜県にある大垣日大に進学します。
高校時代は、同級生に葛西侑也投手という絶対的なエースがいたために、目立った成績を残していません。
2年生と3年生の時に大垣日大は選抜大会に出場していますが、沼田投手自身はベンチ入りできず、甲子園出場経験はありません。
○大学中退
高校卒業後は、名古屋産業大学に進学します。
しかし、1年生の夏に中退。
その後、社会人野球の「エディオン愛工大OB BLITZ」へ入部しました。
○除名処分とメジャー挑戦
2013年9月16日、メジャーリーグの「ロサンゼルス・ドジャース」が沼田投手とマイナー契約を結んだことを発表しました。
しかし、この時、
・社会人1年目の沼田投手は、大卒社会人扱いとなり、翌年のドラフトまでは獲得できない選手であること。
・プロ球団と契約前に必要な社会人登録を抹消していなかったこと。
の2つもの規約違反がありました。
そのため日本野球連盟から除名処分を受けてしまいます。
これにより沼田投手は今後、社会人野球でプレーすることができません。
○マイナー時代
2014年4月から、沼田投手はマイナーリーグの球団でプレーします。
しかし、思うような成績が残せず、2015年の6月19日に自由契約となってしまいました。
アメリカ挑戦を振り返って、
「アメリカに行ったら自分は小柄の部類で、選手たちの体の大きさやパワー、スピードには圧倒されカルチャーショックを覚えました。それから体を大きくする努力を積んだけれど叶わなかった……。でも自分にとって足りないものに気づいたのでこれからの野球に生かしていきたい」
と語っています。
やはり、日本のドラフトにもかからないレベルの選手が、マイナーリーグから昇格していき、メジャーを目指すというのは、難しいものがあるみたいですね。
たまに沼田投手のように、高校や大学を出たばかりの選手が、マイナー契約を結んでメジャーを目指すことがありますが、今までにその方法でメジャーリーグまで上がった人は誰もいません。
漫画『MAJOR』の主人公・茂野吾郎ぐらいでしょうか?
過去に日本のプロ野球を経験せずに直接メジャーに行った人には、田澤純一投手のような選手もいますが、田澤投手の場合、ドラフト1位クラスの実力はありましたし、最初からマイナー契約ではなくて、メジャー契約でした。
日本からもいつの日か、茂野吾郎ように高卒でマイナーリーグからメジャーリーグまで登りつめるような選手が出てくるのでしょうかね?
○独立リーグ
日本に帰ってきた沼田投手でしたが、前述の除名処分のため、社会人野球でプレーすることができません。
そこで独立リーグに活躍の場を求め、2015年7月に「群馬ダイヤモンドペガサス」へ入団します。
2017年から「石川ミリオンスターズ」に移籍。
20試合に登板し、8勝8敗 防御率4.26 という成績を残しています。
◯彼女情報!
そして、沼田選手を検索すると、彼女というワードが出てきます!
やはり沼田選手はとてもきれいなお顔をしていて、イケメンなので、彼女かいるのか?!というのが話題に上がっているようです。
しかし、色々調べて見ましたが、彼女に関する情報は出てきませんでした。
実際どうなんでしょうね。
この波乱万丈の野球人生を支えてくれる素敵な彼女がいたら良いですが、あまりにも環境が変わるので、お付き合いするのも大変そうですよね。
とにかく、
沼田拓巳投手はコントロールに課題があり、ドラフトでは8位という下位指名でしたが、ストレートの威力はすばらしく、ものすごい投手になる可能性を秘めています。
神宮のマウンドに立つ日を楽しみに待ちたいと思います。