履正社のエース・清水大成投手。
最速145km/hのストレートを投げるサウスポーです。
2年夏の北大阪大会では、大阪桐蔭戦で登板したものの、ワンナウトも取れず降板という悔しい思いをしました。
しかし、その後、パワーアップを果たし、2年秋の大阪大会では大阪桐蔭に勝って優勝!
リベンジを果たしています。
春のセンバツでは優勝候補にも挙げられている履正社高校ですが、優勝できるかどうかは、清水投手の活躍次第です。
プロフィール
名前:清水 大成(しみず たいせい)
生年月日:2001年6月5日
出身:兵庫県丹波市
身長:176cm
体重:73kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:丹波市立氷上中学校→履正社高校
中学時代
中学生の時は、篠山ベースボールネットワークでプレーしていました。
2年生まではピッチャーとファーストを兼任で、本格的にピッチャーを始めたのは3年生からと遅めです。
清水投手が言うには、
「中学の時のチームは中学時代に花を咲かせるというより、高校、大学を見据えて厳しい練習するスタイルだったんです。夏休みでも走るメニューとか多くて、ボール回し、ノックと基礎的なメニューをただひたすらこなす感じでした。ハードといえばハードでしたが、あの時に厳しい練習をずっと続けられたことで、心身鍛えられたところはあります」
とのことです。
履正社高校
中学卒業後は、大阪府にある履正社高校に進学しています。
1年夏の大阪府大会から、背番号18の控え投手としてベンチ入りしました。
2、3回戦で、いずれもリリーフとして登板し、合計2イニングを投げ、奪三振2、被安打3、無失点という成績を残しています。
1年秋の大阪大会では、決勝の大阪桐蔭高校戦で先発。
初回に失点するものの、強打の大阪桐蔭打線を相手に5回まで1失点で抑える好投を見せました。
翌2年夏の北大阪府大会には背番号10で臨み、合計15回1/3を6失点の粘投で準決勝進出に貢献しています。
しかし、大阪桐蔭との準決勝では、7回途中に2番手で登板すると、
「先輩たちの夏でしたし、重圧に耐えられなかった」
と、1死も奪えぬままマウンドを降りてしまいました。
試合も9回に逆転され、敗れています。
2年秋の新チームからは、エースを任されています。
秋の大阪府大会では、決勝で大阪桐蔭を破り、リベンジを果たすと、続く近畿大会でも2試合続けて好投を見せ、ベスト4入りに貢献しました。
2019年春のセンバツ出場を確実なものとしています。
なお、高校の同学年のチームメイトには野口海音選手、井上広大選手らがいます。
■野口選手についてはこちら→野口海音(履正社)読み方はみのん!ドラフト候補の中学や身長は?
プレースタイル
本格派のサウスポーです。
ストレートの最速は145km/hですが、これには理由があります。
2年生の夏休みに、社会人チームのJR東海へ武者修行に行く機会があり、そこでJR東海の指導者からフォームを見直してもらったことで、最速130km/h台から145km/hへと急激なスピードアップを果たしました。
「ステップ位置をフォームに向けてまっすぐにしたら、体重移動がスムーズになったんです。リリースポイントも前に出てくるようになって、ボールが出やすくなりました」
とコメントされています。
変化球は2種類のスライダー、カーブ、カットボールなど。
こちらも、2年夏にカットボールを覚えたことで投球の幅が広がっています。
寺島成輝
憧れのピッチャーは、履正社OBで同じサウスポーの寺島成輝投手(現・ヤクルト)です。
中学時代から甲子園で投げている寺島投手の動画を何度も見返していました。
「マウンドに立っている時のオーラがすごかった。自分もあんな風に堂々と投げられる投手になりたいと思っていました」
と、その理由を話されています。
スカウトの評価
■ソフトバンク・稲嶺誉スカウト
「上から叩けるので、体ができれば、球速はもっと出るのでは」
彼女は?
爽やかなイケメン投手ですよね。
そうなると、気になるのが彼女の存在です。
しかし、情報を見つけることはできませんでした。
残念……。
けど、女性ファンにとっては朗報ですかね?
まとめ
清水投手のことを、同じサウスポーの横浜・及川雅貴投手よりも完成度の高いピッチャーという人もいます。
ただ正直、清水投手はまだ成長途中で、そこまで完成されたピッチャーではありません。
しかし、その分、これからの成長が楽しみなピッチャーと言えます。
一冬を越えた春のセンバツでどのようなピッチングを見せてくれるのか!?
期待して、注目していきたいです。
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