埼玉西武ライオンズから、2018年育成ドラフト2位で指名された大窪士夢投手。
身長198cmと、日本プロ野球界の日本人の中では一番背が高い選手です。
そして、
「将来は沢村賞。そしてメジャーに」
と夢もビッグ!
とても成長が楽しみなルーキーですね。
早速、大窪投手について調べてみました。
プロフィール
名前:大窪 士夢(おおくぼ じゆ)
生年月日:2000年8月2日
出身:北海道岩見沢市
身長:198.8cm
体重:89kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
家族:母と姉
背番号:126
年俸:280万円
経歴:岩見沢第一小学校→岩見沢緑中学校→北海高校→埼玉西武ライオンズ
家族
大窪投手と姉の莉叶(りと)さんは、母・理恵子さんに女手一つで育てられました。
理恵子さんは福祉施設に勤められていて、早い時は朝6時に出勤し、遅い時は夜10時過ぎに帰宅することもあったそうです。
大窪投手の「士夢(じゆ)」という名前は、姉の「叶」と合わせて「夢が叶(かな)うように」という気持ちを込めて付けられています。
小中学校
小学校に入ってすぐの頃はバスケットボールに夢中でしたが、小学3年生の時に「岩見沢第一アトムズ」で野球を始めました。
中学時代は岩見沢シニアでプレーしていました。
北海高校
中学卒業後は、北海高校に進学します。
1年先輩には阪口皓亮投手(現・横浜DeNA)がいました。
■阪口投手についてはこちらを→阪口皓亮(北海)ドラフト評価!育成?母兄妹想いで比嘉賢伸と幼馴染!(過去記事)
北海高校は、大窪投手が1年生と2年生の時に夏に甲子園出場していますが、当時はまだベンチ外で、甲子園のマウンドに立つことは出来ませんでした。
ベンチ入りを果たしたのは、2年生の秋からです。
3年春の全道大会、夏の南北海道大会で、ともにベスト8入りを経験しました。
大窪投手は2年秋、3年春、夏の3シーズンで合計6試合にすべてリリーフピッチャーとして登板。
3年春、夏の公式戦は4試合で6イニングを投げ、防御率6.00、被安打6、奪三振5、四死球4という成績を残しています。
プレースタイル
198cm89kgと恵まれた体格のピッチャーです。
ストレートの最速138km/h。
変化球はスライダー、カーブ、カット、チェンジアップ、スプリット。
日本人最長身
身長198cmというのは、阪神・藤浪晋太郎投手の197cmを抜き、日本人最長身となります。
契約前のメディカルチェックで計った時は、0.8cm伸びており、正確には198.8cmあるそうです。
本人は
「2メートルいけたら。区切りがいい」
と言っています
18歳でまだ成長が止まっていないことを考えると、本当に2メートルまで伸びるかもしれませんね。
これだけ背が高いと、野球以外の部活もほっとかなかったようで、中学高校ではバレー、バスケ部に勧誘されたそうです。
本人も
「特技はバスケのダンク。バレーはほかの選手のアタックを飛ばずに止められる」
と話しており、もしかしたら、バスケやバレーをやっていたとしても、プロになれていたかもしれませんね。
スカウトの評価
■西武・水沢英樹スカウト
「体格はもちろん、コントロールも良く、内野手としても動ける器用さがある」
■西武・編成部アマチュア担当
「198cmの未完の大器」
まとめ
高校2年生の2月に母から贈られたグラブには、
母の好きな言葉「夢叶う」と、大窪自身の感謝の思いをこめた「恩返し」という言葉の刺しゅうが入っています。
「僕の宝物。このグラブで活躍して稼いで、母を喜ばせたい」
女手一つで育ててくれた母親のためにも、一日も早く支配下へ上がってほしいですね。