箱根駅伝4年連続79回目出場の法政大学。
今年の法政大学は、4年生の坂東悠汰選手をはじめ、3年生の青木涼真選手、佐藤敏也選手など、有望な選手がそろっていて、上位進出が期待されています。
そんな法政大学を主将としてまとめているのが、大畑和真選手です!
何やらネット上では大畑選手の名前から付けられた“大畑マジック”なんて言葉も流行しているみたいです。
果たして“大畑マジック”とは何のことなんのことでしょう?
プロフィール
名前:大畑 和真(おおはた かずま)
生年月日:1997年3月22日
出身:静岡県焼津市
身長:166cm
体重:55kg
血液型:A型
経歴:焼津市立大井川中学校→静岡県立島田高等学校→法政大学
中学高校
中学生の頃から陸上部に所属していて、主に1500mや3000mを専門としていました。
中学卒業後は、駅伝の名門校として有名な島田高校に進学。
1年生の時にチームは全国高校駅伝に出場しましたが、大畑選手は残念ながら補欠で、自身の出場はなりませんでした。
その後、地道な練習を重ね、3年生の時には静岡県高校総体において、強豪ぞろいの5000mで第2位に入っています。
法政大
高校卒業後は、法政大学社会学部に進学。
大学では度重なる怪我や、長い距離に対する苦手意識からか、なかなか活躍できない日々が続きました。
しかし3年生になると、苦手克服のために何度もハーフマラソンの試合に出場します。
初めは
「出場させられている」
感じだったそうです。
それでも、徐々に長い距離を走る感触にも慣れ、練習でも本番を想定したジョグをするなど、工夫を行えるようになりました
その結果、箱根駅伝直前の上尾ハーフマラソンでは、法政大学のトップでゴール!
タイムも1時間3分56秒と自己ベストを更新しました。
その活躍が認められ、3年の箱根駅伝では初のメンバー入りを果たします。
8区を走り、区間8位と好成績を残しました。
主将
4年生からは主将に就任しています。
法政大学には坂東選手など、大畑選手よりも活躍していた選手がいました。
それでも坪田智夫監督は
「地道にコツコツやってきたことを見せてほしい」
と、あえて目立った実績のない大畑選手を指名しています。
主将になった大畑選手は責任感を力に変え、
4年生の関東インカレ1部ハーフマラソン6位。
出雲駅伝では3区を走り、区間5位。
全日本駅伝は8区を走り、区間9位。
と安定して結果を出し続けています。
大畑マジック
今シーズンの法政大学は、練習以上の力が本番で発揮されることから、ネットを中心に“大畑マジック”という言葉が盛んに使われています。
昨年の2月ごろに、大畑選手の高校時代の同期が遊び半分で使ったのが始まりのようです。
今では法政大学の勝負強さを象徴する言葉となっています。
たまに野球などでは“仰木マジック”や“木内マジック”のように、監督の名前を付けたマジック名が流行することがありますが、一選手の名前を付けたマジック名が流行るのは異例です。
大畑選手のチームに与える影響力の高さからくるものなのでしょうかね?
弟
3歳年下の弟・大畑怜士さんも現在、日本体育大学で陸上をされています。
怜士選手は、中学まではバスケット部に所属しており、高校進学の際には
「バスケットをやるか、陸上をやるかで迷った」
そうです。
しかし、陸上を選び、兄と同じ島田高校へと進学しました。
数年後には兄に続いて箱根を走るのでしょうね。
まとめ
今年の法政大学には、青山学院大学、東海大学、東洋大学の3強の一角を崩すだけの力があります。
箱根の大舞台で“大畑マジック”旋風を起こすことが出来るか!?
今年の箱根駅伝では法政大学に注目です。