今年の東海大学は、3年生が黄金世代と呼ばれて注目を集めています。
その東海大学を主将の湊谷春紀選手ともに引っ張っているのが、4年生の湯澤舜選手です。
今年の関東インカレのハーフマラソンでは、日本人トップの2位をマークしました。
また、出雲駅伝と全日本大学駅伝ではアンカーとして最終区を任されており、箱根駅伝でも最終10区を走ることが濃厚です。
プロフィール
名前:湯澤 舜(ゆざわ しゅん)
生年月日:1996年9月21日
出身:長野県駒ケ根市
身長:170cm
体重:54kg
経歴:駒ヶ根市立東中学校→東海大学付属第三高校→東海大学
中学高校
いつ頃から陸上を始めたかは不明ですが、中学時代には陸上部に入っており、白馬スノーハープクロスカントリー大会や全国中学駅伝大会に出場するなど、活躍していました。
中学卒業後は、東海大学付属第三高校へと進学。
全国高校駅伝には2度出場しています。
2年生の時は1区を走り、区間35位。
3年生の時は4区を走り、区間32位という成績を残しました。
東海大
高校卒業後は東海大学に進学します。
入学当初、箱根駅伝に対して特別な思い入れはありませんでしたが、実際にチームで箱根駅伝を目指す過程や盛り上がりを見て、
「ここ(箱根駅伝)で実力を試してみたい」
と思うようになったそうです。
しかし、層の厚い東海大学にあって、なかなか駅伝のメンバーに入ることができませんでした。
大学3年時の箱根駅伝では16名のエントリーメンバーには入りましたが、出場はなりませんでした。
湯澤選手が実力を発揮し始めたのは、大学4年生になってからです。
10月に行われた出雲駅伝で大学駅伝デビューを果たすと、アンカーとして出場し、区間4位の走りを見せ、チームの3位に貢献しました。
続く全日本大学駅伝にもアンカーとして出場し、区間4位で、チームは準優勝となっています。
個人としても、関東インカレのハーフマラソンで日本人トップとなる2位というすばらしい成績を残しました。
東海大学はどちらかというと、トラック競技が得意な選手が多いので、湯澤選手のように長距離に強い選手は貴重ですね。
特に箱根駅伝は、1区当たりの距離が他の駅伝よりも長いですから。
姉
2歳上の姉・湯澤ほのか選手は、積水化学で陸上をされています。
ほのか選手は、弟と同じ駒ヶ根市立東中学校を卒業し、長野県の駅伝の強豪・長野東高校に進学。
その後、名城大学のキャプテンを務めたあと、2017年から積水化学に所属しています。
湯澤選手はとても姉想いのようで、お姉さんの走りが悪いときには、自分が取り戻すように頑張るのだそうです。
進路
現在4年生の湯澤選手ですので、気になるのは卒業後の進路です。
時期的に決まって入ると思うのですが、明らかにされていません。
お姉さんが実業団で陸上をされているので、おそらく湯澤選手も実業団で競技を続けると思われます。
特に湯澤選手は、大学4年で急激に伸びた選手ですので続けないともったいないですよね。
関東インカレではハーフマラソンで日本人トップですので、実業団ではトラック競技よりもフルマラソンの挑戦してほしいです。
湯澤選手の進路に関してはわかり次第追記しますね。
まとめ
箱根駅伝では、最終10区を走ることが濃厚です。
青山学院大学の5連覇を止めるとしたら、東洋大学か東海大学しかないと言われています。
もしかしたら、箱根で1番にゴールテープを切るのは湯澤選手になるかもしれませんね。