日本大学のケニア人留学生・パトリック・ワンブィ選手。
関東インカレの5000m、10000mで3年連続優勝という実力を持った選手です。
箱根駅伝には大学2年生の時に1度出場し、チームのエースが集まる2区を走り、区間7位という成績を残しています。
今回も各2区を走ることが有力。
区間賞だけではなく、区間新も期待されています。
プロフィール
名前:パトリック・マテンゲ・ワンブィ(Patrick MathengeWanbui)
生年月日:1997年11月2日
出身:ケニア・ニャフルル
身長:168cm
体重:54kg
経歴:エリート中学校→エリート高校→日本大学
ワンヴィ選手はケニアのニャフルフで生まれ育ちました。
標高2000mにあるニャフルフは陸上が盛んな町で、北京オリンピックマラソン・金メダリストのサムエル・ワンジル選手や、箱根駅伝でも活躍したギタウ・ダニエル選手など多くの陸上選手を排出しています。
ワンブィ選手は高校1年生の時に陸上を始めました。
先生から「あなたは強くなれる」と励まされ、また、良い走りをすると先生からプレゼントを貰えるのが嬉しくて、陸上競技にのめり込んでいったそうです。
日本大学
高校卒業後、日本大学の文理学部体育学科へ留学しました。
ケニアでは、海外への留学希望者を対象とした選考会があり、成績の上位者から留学先を選べるそうです。
ワンブィ選手は“将来、日本の実業団チームに入りたい”という希望を持っていましたので、一番人気のある日本への留学を選びました。
大学では、1年目からインカレの10000mでいきなり優勝!
その後も、関東インカレの5000m、10000mで3年連続優勝を記録しています。
箱根駅伝には2年生の時に1度出場しており、2区で区間7位という成績を残しました。
好きな食べ物
好きな食べ物は、卵かけごはんです。
海外では火をしっかり通すのが当たり前で、安心して生で食べられるのは日本だけなのだとか。
ちょっと意外でした。
卵はどこの国でも手に入るので、お米のある国なら、普通に食べられているものだと思っていました。
それから、ヤマザキのミニスナックゴールドも好物だそうです。
わたしも大好きです。
ミニスナックゴールドのおいしさは世界共通だとわかってうれしいです。
ワンヴィ選手にも親近感を持ってしまいますね。
ミニスナックゴールド好きに悪い人はいません!
進路
大学卒業後は、NTT西日本で競技を続けることが決まっています。
ケニアにいた時から日本の実業団チームに入りたいという希望をもっていましたので、無事、実業団入りが決まって、本当に良かったですね。
NTT西日本には、同じケニア人のドミニク・ニャイロ選手(山梨学院大学)も入社することが決まっています。
同じ国の選手同士、切磋琢磨して成績を伸ばしていってほしいですね。
■ニャイロ選手についてはこちら→ドミニクニャイロ(山梨学院大)進路はNTT西日本!記録や家族は?
まとめ
ワンヴィ選手の将来の夢は、“オリンピックに出て金メダルを取り、自分の名前と日本大学の名前を世界に広めること”だそうです。
少しでも早く、その夢がかなうことを楽しみに待ちたいと思います。