第94回箱根駅伝ではMVPにあたる金栗杯を獲得した、青山学院大学の林奎介選手。
1、2年生の頃は青山学院大学の層の厚さに阻まれ、目立った成績を残せませんでしたが、3年生からは急成長を見せています。
大学3年生の時の箱根駅伝は7区を走り、区間新記録で優勝に貢献しました。
大学4年生になっても全日本大学駅伝で4区を走り、区間2位になるなど好調を維持しており、今年も期待できそうです。
もしかしたら2年連続金栗杯獲得もありえる!?
2019年の箱根駅伝では林選手の走りに要注目です!
プロフィール
名前:林 奎介(はやし けいすけ)
生年月日:1996年12月24日
出身:千葉県流山市
身長:174.5cm
体重:60kg
経歴:柏市立豊四季中学校→柏日体高校→青山学院大学
中学高校
中学生の時は、バスケットボール部に所属していました。
陸上を始めたきっかけは、バスケ部引退後、陸上部の助っ人として出場した市内の駅伝大会です。
その足の速さに目を付けた柏日体高校の陸上部にスカウトを受けました。
意外と?駅伝をしている選手は、中学時代には他の部活をしていて、引退後に陸上部の助っ人として大会に出て、スカウトされる人が多いですね。
やはり運動神経がいい人が多いのでしょうか?
青学の1年後輩の鈴木塁人選手も全く同じパターンですね。
高校から本格的に陸上を始めると、どんどん記録を伸ばし、12月に行われた全国高等学校駅伝競走大会に1年生ながら唯一の出場を果たしました。
青山学院大
高校卒業後は、青山学院大学の理工学部機械創造工学科に入学。
大学入学時は5000メートルで15分台と、チームではほとんどビリで
「入学を間違えたかな」
と悩み、選手として見切りをつけられマネジャーへの転身を勧められたこともあったそうです。
それでも林選手は、スピードでは勝てないと、トラック競技から距離の長いハーフマラソンにシフトして練習を続けると、徐々に結果が付いてくるようになりました。
そして、3年生の秋に入って急成長!
2017年11月に行われた世田谷ハーフマラソンでは、1時間3分28秒のタイムで日本人トップの3位に入賞しました。
さらに11月25日の10000m記録挑戦競技会でも29分5秒87と、自己新記録を更新しています。
区間新記録&MVP
大学3年生の箱根駅伝で、ようやく大学三大駅伝大会デビューを果たしました。
すると、7区を走り、1時間2分16分の区間新記録を樹立!
青山学院大学の箱根駅伝4連覇に貢献しました。
また、林選手はこの走りで、箱根駅伝のMVPにあたる金栗杯を獲得しています。
この時の走りは本当にすごかったですね。
まさに、昨年の箱根駅伝の主役でした!
性格
チームではムードメーカーで、お笑いコンビ・流れ星のちゅうえいのモノマネなどが得意だそうです。
趣味はカラオケで、よく歌うのは米津玄師さんの『ピースサイン』など。
好きな女性有名人は吉岡里帆さんで、一番大切な物も「吉岡里帆サイン入り写真集」だそうです。
彼女
箱根駅伝で一躍スターになった林選手。
林選手はイケメンとしても有名ですので、彼女がいるのか気になるところですね。
箱根駅伝翌日のテレビインタビューでは
「彼女はいない」
とはっきり言っていました。
果たして、今はどうなのでしょうね?
ぜひ、今年もインタビュワーさんには、彼女はいるのか聞いてもらいたいものです。
シューズ
青山学院大学はアディダスとパートナーシップ協定を締結している関係で、みなさんアディダスのシューズを履いています。
林選手が履いているのは「adizero takumi sen boost」です。
このシューズは本当に走りやすいのでしょうね。
アディダスにはランニング用のシューズ他にもあるのに、青山学院大学の選手はこれを履いている選手がほとんどです。
進路
大学卒業後は、チームメイトの森田歩希選手とともに「GMOアスリーツ」で競技を続けることが決まっています。
「GMOアスリーツ」は青学大の原晋監督がアドバイザーを務めている陸上長距離チームですね。
大学の先輩の一色恭志選手や下田裕太選手も在籍していて、林選手もやりやすい環境なのではないでしょうか。
■森田選手についてはこちら→森田歩希(ほまれ/青山学院)妹や父は?シューズや中学高校や進路も!
まとめ
青山学院大学は箱根駅伝で、史上3校目の5連覇&史上初の2度目の三冠(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝で優勝すること)がかかっています。
林選手が今年もMVP級の活躍をすれば、5連覇&史上初の2度目の三冠に大きく近づくこと間違いなしです。
走りに注目ですね。