現在の東海大学4年生には、大学トップクラスの選手が集まっていて、「黄金世代」と呼ばれています。
その「黄金世代」の中心選手の一人が、館澤亨次選手!
駅伝でも区間賞を獲るほど速いですが、それ以上に得意なのが1500mです。
日本陸上競技選手権では1500mを連覇しています。
大学だけではなく、社会人を含めた日本全体で1500mを一番速く走れるのが館澤選手なんです!
大学3年生の時には日本代表として、ジャカルタ・パレンバンで開催されたアジア競技大会にも出場し、9位に入りました。
プロフィール

名前:館澤 亨次(たてざわ りょうじ)
生年月日:1997年5月16日
出身:神奈川県横浜市
身長:174cm
体重:63kg
経歴:横浜市立緑小学校→横浜市立中山中学校→埼玉栄高等学校→東海大学
埼玉栄高校
小学4年から陸上を始め、高校は駅伝の名門・埼玉栄高校に進学しました。
そして1年生で駅伝のレギュラーになっています。
1年生の全国高校駅伝では2区を走り、区間7位。
2年生の全国高校駅伝では1区を走り、区間7位。
3年生の全国高校駅伝では1区を走り、区間6位。
ちなみに高校3年生の全国高校駅伝で1区を走った、区間1位の關颯人選手、2位の羽生拓矢選手、4位の鬼塚翔太選手、5位の阪口竜平選手は、いずれも高校卒業後、館澤選手と同じ東海大学へ進学しています。
東海大学
黄金世代と呼ばれる館澤選手の代ですが、その中でも、高校時代から5000m13分台で走っていた館澤選手、關選手、鬼塚選手の3人は「スーパールーキートリオ」として、1年生から注目を集めていました。
1年生から大学三大駅伝すべてに出場。
中でも全日本大学駅伝では区間賞を獲得するなど、1年生ながらチームの主力として活躍しました。
2年生からはトラック競技の1500mにも積極的に挑戦し、関東インカレ、学生個人選手権と、立て続けに優勝。
日本陸上界の頂点を決める日本選手権にも1500mで出場し、見事、初の日本一に輝いています。
日本選手権の1500mでは3年でも優勝しており、日本選手権の1500mで学生が連覇するというのは59年ぶりの快挙でした!
性格

とても明るいムードメーカータイプの性格だそうです。
とても表情が豊かで、レース中も疲れてくると思いっきり表情に出ます。
そんな館澤選手ですが、1500mで日本代表になったり、全日本大学駅伝では3年連続で区間賞を獲得したりと、黄金世代の中でもエースと呼ばれる存在になってきています。
進路
大学卒業後、館澤選手はDeNAへの入社が内定しています。
東海大学からは館澤選手の他にも鬼塚翔太選手と松尾淳之介選手もDeNAに進む予定です。
まとめ
現在、日本で一番1500mを速く走れる館澤選手は、東京オリンピックでも日本代表の最有力候補になってくると思います。
大学での活躍はもちろん、卒業後の活躍にも期待したい選手ですね。