現在の東海大学3年生は、大学トップクラスの選手が集まっており、「黄金世代」と呼ばれています。
その「黄金世代」の中心にいるのが關颯人選手です。
名字の「關」は「せき」と読みます。
「関」の旧字体ですね。
また、關選手は大学陸上界でトップクラスのイケメンとしても有名です!
もちろん、陸上の成績も申し分なく、大学2年生の時の出雲駅伝ではアンカーを務め、区間賞を獲得する快走を見せて優勝に貢献しています。
青山学院大学の箱根駅伝5連覇を止めるとしたら、關選手のいる東海大学の可能性が一番高いのではないでしょうか。
箱根で優勝したら、さらに關選手の人気が爆発するでしょうね。
プロフィール
名前:關 颯人(せき はやと)
生年月日:1997年4月11日
出身:長野県茅野市
身長:178cm
体重:57kg
家族:父、母、弟、妹の5人家族
趣味:音楽、映画鑑賞
特技:サッカーのリフティング、ルービックキューブ
経歴:茅野市立泉野小学校→茅野市立東部中学校→佐久長聖高校→東海大学体育学部
出身地の茅野市は、とても標高が高いところにある市です。
茅野市役所は日本の市役所のなかで、最も標高の高い(801m)場所にあることでも知られています。
毎日がちょっとした高地トレーニングみたいな感じですね。
さらに關選手は、小学生の頃は週末になると、八ケ岳などの3000メートル級の山々を父親と一緒に走っていたそうです。
このような環境の中で、關選手の驚異的な心肺能力は鍛えられたのでしょうね。
兄弟は?
關選手はお父さん、お母さん、弟さん、妹さんの5人家族で、弟さんも陸上をしているそうです。
2歳年下の弟さん關凱人さんは、現在、諏訪清陵高校の陸上部に所属しています。
東海大の兄颯人
高校生の弟凱人
關兄弟は2人とも頑張って成績よくしてるから応援したくなる!
弟くんの高校名わからなかった#關颯人 #關凱人 #頑張ってる #東海大学陸上競技部— のんたん (@nontan19840105) 2017年5月15日
県新人が終わりました🏃
宮坂万理 800m
外川太一 400m
關凱人 3000SC
井出純一朗 110mH
笠原理央 走高跳
この5人の北信越出場が決定しました!! pic.twitter.com/rk1F5csZrC— 諏訪清陵高校 陸上競技部 (@seiryo_rikubu) 2016年9月25日
これから弟さんにも注目が集まりそうですね!
中学時代
本格的に陸上を始めたのは中学生の時です。
中学3年の時の山梨長距離記録会3000mでは、8分44秒90というすばらしい記録を出しました。
佐久長聖高校
中学卒業後は、高校駅伝の名門・佐久長聖高校に進学しています。
高校3年生の時には、全国高校駅伝で1区を走り区間賞を獲得しました。
東海大学
大学進学の際には、多くの大学からの勧誘を受けましたが、その中から東海大学を選び、進学しました。
東海大学を選んだ理由について、2つあると話されています。
・1つ目は環境。
「競技力は環境によって変わってくるものだと思っています。東海大学の設備は陸上競技を続けていく上でとても魅力的で充実していますし、今年は5000m13分台のランナーが僕を含めて3人入学します。高校時代のライバルと競技をすることができることはとても楽しみです」
この“5000m13分台のランナー”とは、關選手とともに、高3年の全国高校駅伝で1区を走った鬼塚翔太選手(大牟田高校)と、舘澤亨次選手(埼玉栄高校)のことですね。
この3人が東海大学に進学を決めたことで、中島怜利選手(倉敷高校)などの有力選手も東海大学への進学を決め、黄金世代と呼ばれるようになりました。
■中島選手についてはこちら→中島怜利(東海大)がイケメン!身長体重や彼女は?箱根駅伝で注目!
・2つ目は両角速監督の存在。
「両角速先生の指導を受けてみたいと思ったからです。両角先生は佐久長聖駅伝部を立ち上げた人で、多くの有名なランナーを輩出してきた人ですし、都大路でも優勝をしています。それから両角先生は僕と同じ長野県茅野市の出身でもあるので」
大学での成績
1年生から日本学生個人選手権5000mで優勝、U-20世界選手権10000mの日本代表選出など、活躍しています。
1年時の出雲駅伝では、各校のエースが集う3区で区間賞を獲得し、鮮烈な大学駅伝デビューを果たしました。
翌月の全日本大学駅伝は胃腸炎の影響により欠場。
翌1月の箱根駅伝で復帰はしましたが、先の胃腸炎の影響による走りこみ不足もあり、先頭集団のハイペースについていくことができず、区間13位でした。
2年生以降の大学3大駅伝の成績は、
2年の出雲駅伝では6区を走り、区間賞(チームは優勝)
2年の全日本大学駅伝では4区を走り、区間6位(チームは2位)
2年の箱根駅伝は、左足頸骨の疲労骨折の影響で欠場(チームは5位)
3年の出雲駅伝では4区を走り、区間2位(チームは3位)
3年の全日本大学駅伝では2区を走り、区間4位(チームは2位)
シューズ
現在、「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%」というシューズを履いてています。
厚底が特徴で、“ランニングシューズのレーザー・レーサー”とも呼ばれるほどの革新的なシューズです。
設楽悠太選手や大迫傑選手が、このシューズを履いてマラソンで日本新記録を更新しています。
大学駅伝でもこのシューズを履いている選手は多いですね。
イケメン
イケメンとしても有名な關選手は、学生陸上界ではアイドル並みの人気を誇っています。
イケメンなのは顔だけではなく、ファンに対する態度もイケメンです。
以前、大学関係者が止めるまでサインや写真撮影に快く応じる神対応ぶりでニュースにもなっていました。
彼女は?
実力を兼ね備えたイケメン選手。
ということで、彼女の存在が気になりますよね。
絶対いるだろー。と思ったのですが、情報は見つけられませんでした。
進路
大学卒業後、關選手はSGホールディングスへ進むことが内定しています。
SGホールディングスはニューイヤー駅伝に25年連続で出場している名門チームです。
關選手の他には同じ東海大学の阪口竜平選手や、青山学院大学の鈴木塁人選手がSGホールディングスに進む予定です。
まとめ
昨年の箱根駅伝では1区を走る予定でしたが、疲労骨折の影響で本来の走りが出来ていないということで直前になって欠場。
チームも關選手の欠場が響き、5位に終わっています。
今年はここまで大きな怪我もなく順調にきているので、2019年の箱根ではすばらしい走りを見せてくれるはずです!