春高バレー注目選手②
東北高校の佐藤駿一郎選手とともに、今年の高校ナンバー1プレーヤーとして名前を挙げられるのが、洛南高校の大塚達宣選手です。
高校生離れした打点の高さが武器で、高校2年生の時にU-19日本代表に選ばれ、世界ユース選手権に出場。
主力として活躍し、世界3位に貢献しました。
チームでは2年生の春高バレー、3年生のインターハイと、いずれも準優勝に終わっていて、高校最後の春高バレーでは日本一を目指しています!
■佐藤選手についてはこちら→佐藤駿一郎(バレー/東北高校) 日本代表の中学や身長や進路は?
大塚達宣のプロフィール
名前:大塚 達宣(おおつか たつのり)
生年月日:2000年11月5日
出身:大阪府枚方市
身長:193cm
体重:80kg
ポジション:ウイングスパイカー
経歴:枚方市立中宮中学校→洛南高校
大塚達宣の小中学時代
バレーボール経験者の両親の勧めで、小学3年から「パナソニックパンサーズジュニア」でバレーボールを始めました。
「パナソニックパンサーズジュニア」は枚方市に本拠地を置く、Vリーグ・パナソニック・パンサーズのジュニアチームですね。
中学時代も、学校にバレー部が無かったため、引き続き「パナソニックパンサーズジュニア」でプレーしています。
中学3年生の時には、全国ヤングバレーボールクラブ大会で優勝を経験。
その他にも大阪北選抜として出場した全国都道府県対抗中学バレー大会では、大会MVPとも言えるJOC・JVAカップをはじめ、オリンピック有望選手、大阪知事賞を受賞しました。
大塚達宣の高校時代
中学卒業後は、京都府にあるバレーの名門・洛南高校に進学。
洛南高校はバレーの強豪というだけではなく、京大進学者数が日本一という超進学校でもあります。
そんな洛南高校に大塚選手は、スポーツクラスでなく、一般クラスに所属しているそうです。
バレーで高校トップレベルの活躍をしながら、洛南の授業にもついていくなんて文武両道の鏡ですね!
並大抵の努力でできる事ではないともいます。
高校では、
1年時の春高バレー(全日本バレーボール高校選手権大会)に出場し、ベスト8。
2年時の春高バレーでは準優勝。
3年生はインターハイで準優勝を達成しています。
2年生の時には、当時16歳ながらU-19日本代表にも選ばれ、世界ユース選手権に出場。
全試合にスタメンで出場し、3位に貢献しました。
大塚達宣のプレースタイル
ポジションはウイングスパイカーです。
最高到達点337cmという、高校屈指の高さを武器に、前衛では力強いスパイクに高さブロック、後衛でもジャンピングサーブやバックアタックと得点に絡んでいきます。
特に強力なスパイクは、高校生レベルでは来るとわかっていても止められません。
大塚達宣の進路
気になる高校卒業後の進路ですが、大塚選手はすでに早稲田大学スポーツ科学部に「総合型選抜Ⅰ群(トップアスリート入試)」で合格されています。
早稲田大学は、勉強はもちろんバレーも大学トップクラスです。
文武両道を地で行く大塚選手にぴったりの大学ですね。
大塚達宣のまとめ
大塚選手の将来の目標は、6年後のパリオリンピックに出場することです。
順当にいけば、その頃には日本を代表する選手になっているはず。
一歩ずつ着実に成長していってほしいですね。