ドミニク・ニャイロ選手は、山梨学院大学の現代ビジネス学部現代ビジネス学科の4年生です。
昨年の箱根駅伝でも2区を走り、圧倒的なスピードで区間賞を獲っています。
今年はどんな走りを見せてくれるのでしょうか?
プロフィール
名前:ドミニク・ニャイロ
生年月日:1997年3月11日
出身:ケニア・キシー
身長:167cm
体重:49kg
経歴:ゲタジョ中学校→メサビサビ高校→山梨学院大学
ケニア共和国のニャンザ州キシーで生まれました。
家族は、父、母、弟4人、妹1人の8人です。
大家族ですね。
日本では珍しいですが、ケニアでは普通なんでしょうか?
陸上選手だった両親の影響で、10歳の頃から走り始めて、13歳から本格的に陸上にのめり込みました。
留学のきっかけ
2015年4月に留学生として来日しています。
山梨学院大学の上田誠仁監督からスカウトされたことがきっかけでした。
元々、山梨学院大学は
「レベルの高い外国人選手を留学生として受け入れ、日本人選手に競争意識を植え付けたい」
という思いから、積極的に海外留学生選手を受け入れているチームです。
山梨学院大学のOBには、同じケニア出身のエノック・オムワンバ選手(現・三菱日立パワーシステムズ)やメクボ・ジョブ・モグス選手らがいます。
特に3学年先輩のエノック・オムワンバ選手は、日本に不慣れだったドミニク・ニャイロ選手に温かく接し、相談にも乗ってくれていたそうです。
それでドミニク・ニャイロ選手は、エノック・オムワンバ選手の事を、実の兄のように慕うようになりました。
好きな食べ物
好きな食べ物はうなぎだそうです。
いかにもスタミナの付きそうな食べ物ですね。
日本に来て初めて食べたんでしょうか?
また、来日当初は納豆が食べられなかったそうですが、2015年11月に嫌いな納豆も克服しました。
少しずつ日本に慣れようとしているのが垣間見られて好感が持てますね。
3大大会での成績
1年生(2015年)
出雲駅伝:6区 (1位) 00:28:41 区間賞
全日本大学駅伝:8区 (1位) 00:56:55 区間賞
箱根駅伝:2区 (2位) 01:07:20
2年生(2016年)
出雲駅伝:6区 (1位) 00:29:05 区間賞
全日本大学駅伝:8区 (1位) 00:56:43 区間賞
箱根駅伝:2区 (9位) 01:08:31
3年生(2017年)
出雲駅伝:不参加
全日本大学駅伝8区 (1位) 00:57:06 区間賞
箱根駅伝:2区(1位)01:07:15 区間賞
4年生(2018年)
出雲駅伝:不参加
全日本大学駅伝:不参加
3、4年時はチームの成績が振るわず、大会そのものに出場できないことも多いですが、参加8大会中6度の区間賞はすごすぎますね!
進路
大学卒業後は、NTT西日本に入社して、陸上を続けることが決まっています。
またNTT西日本には、同じケニア人で、大学時代に何度もしのぎを削っている日本大学のパトリック・マテンゲ・ワンブィ選手も入社することが決まっています。
ライバルからチームメイトになるんですね。
■ワンブィ選手についてはこちら→パトリックワンブィ(日本大学)進路は NTT西日本!出身や身長は?
ちなみにNTT西日本にとって、お二人が初めての外国人選手となるそうです。
卒業後もドミニク・ニャイロ選手の活躍には注目ですね。