2017年巨人3位!
その他のドラフト指名選手はこちらに→2017年ドラフト指名選手一覧
巨人にドラフト3位指名された、NTT西日本の大城卓三選手。
187cm86kgの恵まれた体格の、強肩強打がウリのキャッチャーです。
2位指名の岸田選手(大阪ガス)と共に、巨人正捕手の小林選手、来季のブレイクを狙う宇佐見選手に割って入れるか、注目が集まります。
岸田選手についてはこちら→岸田行倫(大阪ガス)巨人指名?

名前:大城卓三(おおしろ たくみ)
生年月日:1993年2月11日
出身地:沖縄県那覇市
身長:187㎝
体重:86㎏
投打:右投げ左打ち
ポジション:捕手
経歴:那覇市立城西小学校→那覇市立首里中学校→東海大学附属相模高校→東海大学→NTT西日本
8歳の時、兄の影響で野球を始めました。
小学生の時は軟式野球部でプレイ。
中学校はヤングリーグ「SOLA沖縄」(硬式)に所属していました。
高校は東海大学附属相模高校に進学。
2年春に正捕手座を獲得すると、打撃でも4番として、まさに攻守の要とチームを牽引しました。
2年秋には、県大会優勝、関東大会優勝、神宮大会準優勝の好成績を収めています。
しかし翌春の選抜では1安打のみで、初戦敗退でした。
3年夏は予選から大活躍。
4番として、甲子園準優勝も経験しています。
ちなみに、この時のチームメイトが、当時注目を浴びていた一二三慎太投手(阪神10年2位)でした。
東海大学進学後は、2年春からリーグ戦に出場。
当初はDH起用でしたが、3年秋に正捕手につくと、打率.375の好成績でベストナインに輝きました。
その後も、
4年春 打率.447点9 MVP・ベストナイン
大学選手権13年ぶり優勝。打率.533 MVP・首位打者
4年秋 最多安打23安打を記録。MVP・首位打者。
と立派な成績を収めています。
リーグ通算成績は、48試合打率.405、64安打、3本塁打、25打点。
大学卒業後はNTT西日本に入社。
1年から公式戦に出場し、秋の選手大会にもスタメンとして出場しています。
また巨人ドラフト6位指名を受けた若林晃弘選手と共に、第28回BFAアジア選手権でも日本代表に選出されました。
若林選手についてはこちら→若林晃弘(巨人)父は若林憲一!
〇強肩
二塁送球が1.8秒台後半~1.9秒台の強肩が武器です。
高校時代、甲子園準々決勝・九州学院戦で1.95を計測し、決勝でも機動力が武器の興南高校に対し、企図4度中3度阻止しました。
また大学でも、選手権大会初戦で盗塁を試みた一走を2度に渡り補殺し、送球タイム1.87秒を計測しています。
〇兄弟
2つ上の兄・昌士さんと、双子の兄・健二さんを持つ大城選手。
昌士さんは西部ガス、健二さんはトヨタ自動車に所属し、ともに野球をしています。
〇大城選手のコメント
巨人に3位指名されて、
「びっくり、驚きがすごかった」
阿部選手(巨人)について、
「守る、打つ方でも結果を残している。目標の選手です」
アピールポイントについて、
「勝てる捕手を目指してやっていきたい。初球からどんどん振りにいき、広角に打てる打撃を見てほしい」
〇鹿取GMのコメント
「捕手として考えているけど、他のポジションも可能性がある。外野もそうだし、一塁ももできる」
打てる捕手は大変貴重です。
実績通りの打撃をプロでも見せてほしいですね。
巨人には小林選手、宇佐見選手といますが、割って入る可能性は十分に秘めています。
ただ個人的には打力を生かし、今年は阿部選手が守っていた一塁、と言うもありなのかなと思います。
どんな活躍を見せてくれるか。
今から楽しみですね。