早くも、2019年の大学ナンバー1サウスポーと呼ばれているのが、立教大学のドラフト候補・田中誠也投手です。
身長173cmと小柄ですが、大阪桐蔭時代から甲子園で活躍し、注目されていました。
大学に入ってからも、高校時代に続いて日本一を達成するなど、活躍を続けています。
今回はそんな2019年ドラフト注目間違いなし! の田中投手についてまとめてみました。
名前:田中 誠也(たなか せいや)
生年月日:1997年10月27日
出身:大阪府大東市
身長:173cm
体重:65kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
家族:両親と姉
経歴:大東市立深野北小学校→大東市立深野中学校→大阪桐蔭高校→立教大学
小学3年生から「四条北ヤンキース」で軟式野球を始めました。
中学では「生駒ボーイズ」でプレー。
この頃から飛び抜けた実力を持ったピッチャーで、中学時代には完全試合を1度、ノーヒットノーランを2度記録しています。
○大阪桐蔭
中学卒業後は大阪桐蔭に進学。
1年秋からベンチ入りしています。
2年夏の甲子園では、6試合中2試合に先発。
3回戦の八頭高校戦では、無四球完封勝ちを収めるなどの活躍で、日本一に貢献しました。
2年秋からはエースの座を獲得すると、秋の大阪府大会優勝、近畿大会ベスト8となり、センバツ出場権を獲得。
3年春のセンバツでは全4試合に先発し、ベスト4入りに貢献しています。
3年夏の大阪府大会では、初戦で履正社と対戦。
優勝候補同士が初戦で対戦したこの試合は、バラエティ番組・アメトーーク!などでも取り上げられ、とても注目された一戦でした。
そして、この試合で先発した田中投手は、1学年下の履正社・寺島成輝投手(現ヤクルト)と投げ合い、5対1の見事完投で勝利を収めています。
このまま大阪を制すると思われた大阪桐蔭でしたが、準々決勝で姫野優也選手(現・日本ハム)のいた大阪偕星と対戦し、2対3で敗れ、甲子園出場はなりませんでした。
高校時代のチームメイトには青柳昴樹選手(現・横浜DeNA)らがいました。
○立教大学
高校卒業後は立教大学に進学。
1年春からリーグ戦に登板しています。
2年春のリーグ戦では、3勝3敗、防御率2.93の活躍で35季ぶり優勝に貢献。
続く大学野球選手権でも、2試合に先発し、16回2/3を失点2(自責点0)に抑える好投で、59年ぶりの日本一に輝きました。
その後も、3年春には6勝を挙げるなど、エースとして活躍を続けています。
○プレースタイル
173cm65kgと小柄なサウスポーです。
ストレートの最速は141km/hながらも、テンポの良い投球で三振を多く奪っています。
変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ。
大学日本代表にも3年時から選ばれていて、3年夏のハーレムベースボールウィークでは世界一を経験しています。
○スカウトの評価
オリックス・由田スカウト
「緩急をつけた投球とテンポのよさがいい。将来的に、ヤクルトの石川さんのようになるかもしれない」
○まとめ
田中投手の目標とする選手は、ヤクルトの石川雅規投手です。
高校、大学と日本一を経験するなど、勝てるピッチャー、勝ち方を知っているピッチャーである田中投手は、プロでも石川投手のように、何度も2桁勝利を上げるピッチャーになるのではないでしょうか!?
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