智辯和歌山のドラフト候補・黒川史陽選手。
名門・智辯和歌山で、1年春からレギュラーで活躍している天才バッターです。
3季連続で甲子園に出場中(4季連続も確実)で、2年春のセンバツでは準優勝に輝いています。
2年秋にはキャプテンに就任し、残る目標は日本一ただ一つです!
名前:黒川 史陽(くろかわ ふみや)
生年月日:2001年4月17日
出身:奈良県河合町
身長:180cm
体重:80kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:セカンド、サード、ライト
経歴:河合町立河合第一小学校→河合町立河合第一中学校→智辯和歌山高校
小学1年生から「河合フレンズ」で軟式野球を始めました。
中学時代は「泉州阪堺ボーイズ」でプレー。
当時から、関西ナンバーワン打者として注目を集めており、中学3年夏にはNOMOジャパンに選ばれ、アメリカ遠征を経験しました。
○智辯和歌山高校
中学卒業後は智辯和歌山高校に進学。
入学直後からベンチ入りしています。
主にサードとして、1年春の和歌山県大会全6試合にスタメン出場すると、準決勝で2安打2打点、決勝で4打数4安打と打ちまくり、優勝に貢献しました。
1年夏の和歌山県大会では7番・ライトとして臨み、打率.400の活躍で、2年ぶりの優勝を達成。
続く甲子園では、2回戦・大阪桐蔭戦で3番・サードとして出場し、黒川選手はツーベースを1本打ちましたが、試合は1対2で敗れています。
その後も、2年春、2年夏と3季連続で甲子園に出場中。
2年春のセンバツでは、19打数7安打、1本塁打、7打点と活躍し、準優勝に貢献しました。
さらにはキャプテンに就任して挑んだ、2年秋の和歌山県大会でも優勝。
近畿大会でもベスト4に入り、翌春のセンバツ出場を確実なものとしています。
同学年のチームメイトには、同じくプロ注目の東妻純平選手、西川晋太郎選手がいます。
■西川晋太郎選手についてはこちらを→西川晋太郎(智辯和歌山)西川遥輝が兄?ドラフト候補の中学や身長は?
○プレースタイル
天才的なバッティングセンスを持った左の強打者です。
とても勝負強いバッターで、2年生のセンバツ準々決勝、2年夏の和歌山大会決勝では、いずれもサヨナラ勝ちとなる犠飛とヒットを打っています。
また、野球センスの良さは打つだけではなく、守備にも発揮していて、高校入学後だけでも、サード、外野、セカンドをそつなく守っています。
もちろん、才能だけではなく努力の量も人一倍で、智辯和歌山の中谷仁監督は黒川選手を
「練習量、野球に取り組む姿勢はぼくが見てきた中でもナンバー1」
と語っています。
○父と兄
黒川選手は、3人兄弟の2番目です。
兄の大雅選手(現・九州共立大学)は、宮崎県の日南学園に進み、2016年春と夏、甲子園に出場しています。
また、父の洋行さんは、大阪の上宮高校が93年春のセンバツで優勝した時の主将でした。
黒川選手は父について
「憧れではなく、負けたくない存在」
と語っています。
それから、弟さんに関する情報は見つけられませんでした。
○まとめ
センバツ日本一の父を超えるには、黒川選手も日本一になって、プロ入りするしかないですね。
高校ラスト1年の黒川選手の活躍に注目です!
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