新日鐵住金かずさマジックに所属する宮澤義也選手。
ガーナ人の父を持つ、身体能力の高い3拍子そろった外野手です。
2018年の秋には、社会人外野手としては“ただ一人”、プロとアマの混成チームである『U-23日本代表』にも選ばれています。
名前:宮澤 義也(みやざわ よしゅあ)
生年月日:1995年11月23日
出身:長野県上田市
身長:181cm
体重:85kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:外野手
経歴:上田市立塩田中学校→上田西高校→新日鐵住金かずさマジック
宮澤選手は小学生から「上田南リトル」で野球を始めました。
中学時代は「上田南シニア」でプレーし、高校は地元の上田西高校に進学しています。
○上田西
高校では1年生からセンターでレギュラーを獲得しています。
3年夏の長野県大会では当初、4番を打っていました。
しかし不振が続き、準々決勝以降は9番に降格しましたが、チームは甲子園に出場しています。
甲子園では、初戦で千葉の強豪・木更津総合と対戦。
宮澤選手は9番・センターで先発出場しましたが、4打数0安打に終わり、チームも5対7で敗れました。
○新日鐵住金かずさマジック
高校卒業後は、新日鐵住金かずさマジックに入社。
1年目から公式戦に出場しています。
チームとしては、2014年の都市対抗野球大会、2015年の全日本選手権大会、2016年の都市対抗野球大会に出場しました。
また、2018年の秋にはプロとアマの混成チームである『U-23日本代表』にも選ばれています。
U-23日本代表の稲葉監督は宮澤選手について
「非常にバネがあり、長打力もある。足も肩もあるので、彼をこのチームでどのように生かしていくか。魅力のある選手だと思う」
と高く評価しています。
○プレースタイル
走攻守三拍子そろった外野手です。
50m6秒2の俊足と、高い身体能力を武器に、センターを守っています。
また、思い切ったスイングが持ち味で、高校通算22本という数字からも分かるように、ホームランを打てるパワーもあります。
○両親
ガーナ人の父と日本人の母の間に生まれました。
お父さんは、宮澤選手が小学生の時に病気で亡くなられていて、その後、母・めぐみさんが女手一つで育て上げられたそうです。
「話せる言語は1ヵ国語だけです」
と、日本語しか話せません。
○スカウトの評価
U-23日本代表に選ばれるレベルの選手ですが、スカウトのコメントは見つけられませんでした。
唯一見つけたのは、2014年JABA北海道大会で宮澤選手を見た落合博満元中日GMの
「あんなに美しく走る選手は久しぶりに見た。楽しみだね」
というコメントのみです。
○まとめ
宮澤選手は今年で社会人5年目です。
プロ入りするなら、そろそろドラフトで指名があってもいいとと思うんですが、果たして、どうなるのでしょうか?