大阪府在住の16歳・結城海斗投手が、メジャリーグのカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結びました!
これまで、高校卒業後や高校中退してメジャーを目指す選手はいましたが、中学卒業後に直接MLB入りというのは、日本人初のケースです。
もちろん、MLBと契約する日本人選手として最年少です。
結城投手は、中学3年時ですでに187センチの恵まれた体格を持ち、140km/hを超えるストレートを武器に、日本代表でも活躍しています。
そこで、今回は結城投手について経歴等をまとめてみました。
プロフィール
名前:結城海斗(ゆうき かいと)
生年月日:2002年5月12日
出身:大阪府羽曳野市
身長:188cm
体重:73kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
家族:両親と弟
好きな食べ物:鶏料理
経歴:羽曳野市立峰塚中学校→カンザスシティ・ロイヤルズ(マイナー)
小中学時代
結城投手は、小学1年から「道明寺レッドタイガース」で軟式野球を始めました。
小学3年生からは「羽曳野ブラックイーグルス」に所属しています。
中学時代は「河南リトルシニア」でプレー。
中学2年生の時に、エースとして日本選手権に出場し、ベスト8入りに貢献しました。
3年時の7月には全日本シニアリーグ代表に選ばれ、米イリノイ州で開催された国際トーナメントに出場しています。
この時の活躍で、メジャーのスカウトに見い出されました。
また、結城投手本人も
「甲子園を目指していたけど、シニア選抜で米国で野球をして、甲子園よりアメリカで野球をしたい」
という思いが強くなったそうです。
大阪桐蔭高校や履正社高校など、50校ほどからスカウトがあったそうですが、それでも、中学卒業後、直接メジャーを目指すと言う意志は変わりませんでした。
そして、中学を卒業した今年、カンザスシティ・ロイヤルズと契約金32万2500ドル(1ドル110円換算なら約3548万円!)でマイナー契約を結んでします。
契約期間は7年です。
両親
気になる結城海斗投手のご両親に関してですが、現在は情報は見つかりませんでした。
新しい情報が入り次第、追記させていただきますね!
目標とする選手
目標とする選手は、同じ曳野市出身のメジャーリーガー・ダルビッシュ投手です。
ダルビッシュ投手は、峰塚中学校の先輩でもあり、結城投手が小学生時代プレーしていた「羽曳野ブラックイーグルス」の先輩でもあります。
結城投手は地元では、早くから「ダルビッシュ2世」と呼ばれていたそうです。
プレースタイル
最速144km/hのストレートを投げる、本格派のピッチャーです。
変化球は縦横2種類のスライダー、カーブ、スプリットの4種類。
中学3年で50m6秒2、遠投115mと、とても身体能力の高い選手です。
バッテイングも得意で、シニア時代は投げない時はレフトとして出場していました。
ロイヤルズの大屋博行国際スカウトは
「変化球を巧みに投げる器用さがある。間違いなくダルビッシュみたいになる。リトルダルビッシュ、ネクストダルビッシュになれる」
と評価しています。
まとめ
結城投手は、まずはルーキーリーグからのスタートとなります。
そこから1A、2A、3Aとステップアップしていき、22歳ぐらいでメジャーに上がれれば順調と言われています。
先は長いですね。
正直、言葉や食事などのことを考えると、アメリカより日本の高校の方が野球に専念できる環境が整っているように思います。
それでも、あえて困難な道を選んだ結城投手を応援したいですね。
今後の、結城投手の活躍次第では、中学卒業後、直接メジャーを目指すという選手が増えてくるかもしれません。
野茂選手が日本人メジャーという道を切り開いたように、結城投手も、中学即メジャーという道のパイオニアになれるのでしょうか。