野球

修行恵大(大垣日大→大阪商業大)ドラフト候補は怪我が不安?進路や読み方は?

2年連続5回目夏の甲子園出場大垣日大高校
修行恵大投手と杉本幸基投手のWエースで、岐阜県大会を勝ち上がって来ました。

今回は、プロ注目の修行恵大投手について調べてみることにします。
相次ぐケガに悩まされて満足に練習できない時期が続きましたが、最速142km/hのノビのあるストレートを武器に、プロ注目の投手にまで成長してきました。

 


名前:修行恵大(しゅうぎょう けいと)
出身:愛知県豊橋市
身長:183cm
体重:70kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:豊橋市立吉田方中学校→大垣日本大学高等学校

 

名字の「修行」「しゅうぎょう」と読み、全国におよそ340人にしかいない珍しい名字です。
はっきりとした出自は不明ですが、修行投手の祖父の出身である鹿児島県に多く見られます。

 

〇中学時代
中学時代は「新城ボーイズ」でプレーしています。
2年生の時には、全国大会のジャイアンツカップに出場しました。

また、平日は学校の陸上部でも活動し、走り高跳びで東三河地区の上位に入った経験があります。

 

〇大垣日大
高校は、岐阜県にある大垣日大に進学。
しかし、高校入学直後に左膝を疲労骨折してしまい、10月に投球練習を再開するまで、球を使った練習ができませんでした。

それでも、1年秋にベンチ入りを果たすと、翌2年春にはエースの座を獲得。
春の岐阜県大会では、7試合に登板優勝
続く東海大会でも準優勝に輝いています。

しかし、東海大会後の5月に右肘痛を発症
1カ月ほど練習試合で登板できず、軽いキャッチボールしかできませんでした。

それでも、6月下旬の練習試合で復活すると、2年夏の岐阜県大会では、エースとしてチーム最多の5試合に登板。
3年ぶりの優勝に貢献しています。
甲子園では初戦の天理戦に先発しますが、神野太樹選手(現・法政大学)に2本のホームランを打たれるなど、5回途中5失点ノックアウトとなってしまいました。
チームも0対6で敗れています。

3年春の岐阜県大会後には、ブルペン投球中に右肩を痛めています
以後の練習試合は登板できず、野手として出場。
本人も、さすがに夏は無理かと思っていたようです。

しかし、3年夏の岐阜県大会には、エースナンバーは同じ学年の杉本幸基投手に譲ったもの、決勝で先発を任されるなど、実質エース的な働きをして、2年連続の優勝を達成しました。

修行投手は、高校時代だけでも、左膝を疲労骨折に始まり、右肘右肩と、本当に怪我が多い選手ですね。
それでも、大事な大会にはきっちり間に合わせて活躍しているのは、さすがですね。

 

○プレースタイル
ノーワインドアップから、最速142km/hのストレートを投げます。
変化球は、縦のスライダー、フォーク、カーブ

 

○スカウトの評価
中日・清水スカウト
「球の質は東海地区でトップレベル」
阪神・熊野スカウト
「春よりバランスが良くなった。真っすぐに力が出てきたし、変化球でもカウントを取れる。体格も良いし、来年の(ドラフト)対象になってくる」

 

現在のところプロか? 進学か? あるいは就職か? 高校卒業後の進路をあきらかにしていません。
どの道を選ぶにしても、怪我にだけは気を付けて、いつの日かプロで投げている姿をみせてほしいですね。

 

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