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坂本光士郎(新日鐵住金広畑)ドラフト評価や球速球種は?中学高校も!

新日鐵住金広畑のドラフト候補・坂本光士郎投手。
スリムな体型と、投球フォームが阪神の能見篤史投手を彷彿とさせることから、一部で「ポスト能見」「能見2世」などと呼ばれています。

 


名前:坂本 光士郎(さかもと こうしろう)
生年月日:1994年9月9日
出身:広島県三次市
身長:180cm
体重:71kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:三次市立八次小学校→三次市立十日市中学校→如水館高校→日本文理大学→新日住鐵金広畑

 

小学1年生から「八次野球クラブスポーツ少年団」で、軟式野球を始めました。
所属する新日住鐵金広畑野球部のプロフィールによると、野球を始めた理由は、
「姉が野球をしていたから」
とのこと。
お父さんやお兄さんが野球をしていたことがきっかけで、野球を始める人は多いですが、お姉さんがきっかけというのは珍しいですね。
それとも最近では、女性の野球人口は増えているそうなので、そんなに珍しいことでもないのでしょうかね?

中学時代は軟式野球部に所属。
小学生、中学生時代は、特に目立った成績は残していません。

 

〇如水館
高校は、如水館高校に進学します。

2年春からベンチ入り。
2年夏の広島県大会では、背番号11の控え投手として、優勝に貢献します。
続く甲子園でも、ベスト8に入りました。
坂本投手は、2回戦・東大阪大柏原戦で先発しましたが、1回0/32安打2四球自責点1で降板しています。

3年夏の広島県大会は、2回戦敗退

高校時代のフォームはサイドスローで、甲子園でのストレートの最速は127km/hと、プロから注目されるレベルの投手ではありませんでした。

 

〇日本文理
高校卒業後は、日本文理大学に進学。
大学3年春のリーグ戦からリリーフで公式戦に出場しました。

1学年上の田中豊樹投手(日本ハム)らが抜けた、4年春からはエースとしてチームを引っ張り、3年ぶり全国大会進出を果たします。
続く大学選手権では、初戦の中京学院大学戦で先発をしますが、0対2で敗退しました。

全国大会には、4年秋の神宮大会にも出場。
その時は、初戦の東海北海道戦で、リリーフとして5イニングを投げますが、2対3で敗ぶれています。

 

〇新日鉄住金広畑
大学卒業後は、新日鉄住金広畑に入社。
1年目からエースとしてチームを牽引しています。

都市対抗予選では、全4試合に先発
チームは本選出場を逃しますが、坂本投手は、日本生命の補強選手として、本選に出場しました。

 

○プレースタイル
ヒジを柔らかく使ったスリークォーターから、最速148km/hのストレートを投げ込みます。
変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、ツーシームなど。

大学4年春にカットボール、ツーシームを覚えてから、投球の幅が広がり、プロから注目されるまでのピッチャーに成長しました。

 

○スカウトの評価
広島・鞘師智也スカウト
「コントロールにばらつきはあるが、キレはいい。安定感が出れば評価はもっと上がる」

阪神・谷本球団本部長
「いいストレートを投げていた。腕の振りもよかったですし、いい投手だと思います」

 

坂本投手は、大卒社会人2年目ですが、活躍し始めたのが大学4年生からと遅く、まだまだ成長していきそうなピッチャーです。
ぜひプロ入りして、能見投手のように長く主力として活躍する選手になってほしいですね。

 

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