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西日本短大附属のドラフト候補・中村宜聖選手。
外野を守り、高校生離れしたフィジカルを持つ中村選手のプレーは、高校の先輩の新庄剛志さんを彷彿させるものがあり、一部では「新庄2世」とも呼ばれています。
残念ながら、最後の夏は南福岡大会3回戦敗退となりましたが、今後に注目が集まります。
名前:中村宜聖(なかむら たかまさ)
生年月日:2000年7月3日
出身:大分県大分市
身長:183cm
体重:87kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:外野手
経歴:大分市立大在小学校→大分市立大在中学校→西日本短大附属高校
○父
中村選手のお父さんは、日本文理大学の中村壽博監督です。
中村監督は、西日本短大附属出身で、1992年夏の甲子園では、キャプテンとして全国制覇を成し遂げています。
そんな父の下で育った中村選手の幼い頃の遊び場は、父が監督を務める大学の練習場でした。
気づいたらバットとグラブが準備されていて、父には野球のことで怒られたことはないと言います。
中学時代にスイングを見てもらった時も「いいよ」とひと言だけ。
細かい技術指導はなく、いつも「感覚を大事にしろ」と言われるだけでした。
〇小中学校
小学校1年時から「大在少年野球クラブ」で、本格的に野球を始めます。
6年生の時には、4番を打ち、ピッチャーやショート、外野としてプレーしていました。
中学時代は「大分明野ボーイズ」に所属。
3年秋の九州大会では、4番・外野手で優勝を経験しました。
〇西日本短大附
中村選手の家には、父が高校時代に全国制覇した際の写真や映像がたくさんありました。
そのため、幼い時から「西短」のユニホームに憧れを持っており、小学2年の時には
「高校は西短に行く!」
と宣言していたそうです。
高校では、1年秋からベンチ入り。
しかし、度重なる体調不良や故障などで、恵まれた体格と素質を十分生かせないでいました。
2年夏の福岡県大会前には、左足の傷に菌が入って入院。
調整ができないまま、福岡大会に8番・センターで出場し、6試合で打率.286と満足な結果を残せず、準決勝で優勝した東筑に敗れました。
○プレースタイル
とても身体能力が高いプロ注目の強打者です。
高校通算本塁打は15本と、特別多くありませんが、半分の8本は3年の春から夏にかけて打っていて、急成長を見せています。
ポジションはセンターですが、2年生の冬からはサードにも挑戦中です。
50m5秒9の脚力の持ち主で、西日本短大附属の西村慎太郎監督が
「陸上の短距離に進んでいたとしても、充分にトップを張れる速さと身体能力」
と言うほどです。
○新庄2世?
西日本短大附属の西村監督は、新庄剛志選手の高校の同級生です。
そんな西村監督は、中村選手のプレーを見て
「宜聖が打球に追いついて三塁やホームに返球するアクションのスピードは、新庄がちょっと重なるんですよねぇ」
と話しています。
あの新庄選手と重なるなんて、プレーから目が離せませんね。
中村選手の練習用の帽子には
“親父を越える”
の刺しゅうが入っています。
26年前、父が頂点に立った甲子園を目指す高校最後の夏でした。
悔しくも、その夢は破れましたが、今後の糧として、更に大きな選手になった姿を見せてほしいですね。
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