野球

松嶋翔平(花巻東)DeNA育成?亡き弟との約束!球速球種や中学も!

日本ハムの大谷翔平投手や西武の菊池雄星など、球界を代表する好投手を輩出している花巻東高校。
今年も松嶋翔平投手がプロ志望届を提出しています。
松嶋投手は、高校時代は公式戦でベンチ入りしたことすらありませんが、最速147km/hのストレートのピッチャーで投手で、DeNAなど5球団から調査書が届くなど、プロからの注目度は高い投手です。

 

名前:松嶋翔平(まつしま しょうへい)
生年月日:1999年5月18日
出身:岩手県盛岡市
身長:186cm
体重:80kg
投打:右投げ右打ち
経歴:仙北小学校-仙北中学校-花巻東高校

 

松嶋投手は、小学3年から軟式野球を始め、仙北中では軟式野球で外野手としてプレーしています。

高校は、花巻東高校に進学。
高校でも、最初は外野手としてプレーしていましたが、1年冬に身体能力の高さを買われ、投手に転向。
いきなり球速138km/hを記録しました。
3年春には、球速は147km/hまで伸びます。

春の東北大会用の秘密兵器として公式戦初ベンチ入りをする予定でしたが、チームは県大会3位決定戦で敗退して、秘密兵器は秘密のままに終わります。
松嶋投手は最後の夏にかける想いでしたが、6月に右手首を剥離骨折してしまい、結局、高校3年間で1度もベンチ入りすることはかないませんでした。
「最初は隠してでもやろうとしたけど、痛くて駄目だった。最後に背番号をもらいたかった」
と悔しい気持ちを隠しません。
今年の夏、チームは岩手県大会3回戦で敗れ、甲子園出場はなりませんでした。

普通なら、3年生は部活を引退ですが、プロ入りを目指す松嶋投手は8月から打撃投手としてチームに復帰しています。

 

○弟がクモ膜下出血で急死
今年の9月1日、松嶋投手の13歳の弟・晃佑さんが、所属する仙北中軟式野球部の試合の合間にクモ膜下出血で突然倒れ、翌2日に急逝しています。
松嶋投手は、8月に実家に帰った時に、弟とプロ野球選手になると約束したばかりでした。

 

○DeNAの入団テスト
松嶋投手は、今年の9月30日に行われたDeNAの入団テストを受けています。

入団テストの1次試験は、50メートル走と遠投。
50メートル走は6秒2、遠投は95m以上という基準をクリアした人だけが、次の実技テストに進めます。
その厳しい1次試験で、松嶋投手は、遠投では120メートルを超える強肩でバックスクリーンに直撃し、50m走では6秒0というすばらしい記録でクリアしています。

実技の結果は公表されていないので、わかりませんが、これはプロ入りもかなり期待できるのでは?

 

○監督の評価
花巻東の佐々木洋監督は松嶋投手について、
「試合は出てないけど、身体能力は非常に高い。投げる、飛ばすなど、1個1個の動きでは日本ハム大谷翔平を上回るものがある」

松嶋翔平投手はプロについて
「持ち味の球速を見てほしい。育成でもいいからプロに入りたい。大谷先輩と同じ“翔平”として日本を代表する投手になりたい」
と語っています。
亡くなった弟さんのためにもプロ入りの夢を叶えてほしいですね。

あと、松嶋投手が投げているところを早く見てみたいです。
最近のドラフト候補はたいていプレーしている動画がネットで見られるものですが、松嶋投手に関しては全くみつかりませんでした。