【2018年】高校野球夏の熊本県大会
熊本には、昨夏まで4季連続で甲子園に出場していた秀岳館があります。
しかし、昨年夏の大会終了後、鍛治舎監督が退任されて以降は、秋の熊本県大会、春の熊本県大会ともにベスト4止まりと、絶対的な強さはありません。
代わって、昨秋、今春の熊本県大会で優勝しているのが文徳です。
果たして、今年の夏はどこの高校が熊本を制するのでしょうか。
〇日程
2018年7月4日(水)~7月22日(日)
トーナメント表→こちら
○過去1年の結果
・2017年代表校 秀岳館
・秋の県大会優勝校 文徳
・春の県大会優勝校 文徳
○展望
・本命 文徳
・対抗 九州学院
・穴 秀岳館、熊本工業
優勝候補筆頭は、昨秋と今春の熊本県大会を制している文徳。
萩尾匡也選手と津川颯投手が、攻撃と守りの中心選手として、チームを引っ張っています。
文徳高校に続くのは、昨夏、昨秋、今春と3季連続で準優勝になっている九州学院。
今年の九州学院は、クリーンナップを打つ3年生の木村颯選手、工藤康紀選手に加え、トップバッターを務めている川野涼多選手と、打撃がいいチームです。
ピッチャー陣の出来次第では、十分優勝が狙えます。
また、秀岳館も昨夏の甲子園を経験している渡辺瑠維選手や山下竜哉選手がいて、あなどれません。
ただ、田浦文丸投手(ソフトバンク) 、川端健斗投手(立教大学)が抜けた投手陣に不安が残ります。
その他の高校としては、八木田武洋選手、内田雄大選手がいる熊本工業にも、優勝を狙えるだけの力はあるでしょう。
〇注目選手
昨年、熊本の高校からは、村上宗隆選手(九州学院→ヤクルト1位)、山口翔投手(熊本工→広島2位)、田浦文丸投手(秀岳館→ソフトバンク5位)と、3人もドラフトで指名されました。
でも、ドラフト目線で言えば、今年は注目度は低めですね。
どちらかというと2年生に将来有望な選手がそろっている気がします。
◎萩尾匡也(文徳)
3年生
180cm85kg
右投げ右打ち
外野手
寸評:高校通算40ホームラン 4番でキャプテン。
・津川颯(文徳高校)
3年生
185cm90kg
右投げ右打ち
投手
・渡辺瑠維(秀岳館)
3年生
177cm74kg
右投げ右打ち
セカンド
寸評:昨年、甲子園で活躍。
・八木田武洋(熊本工)
3年生
174cm74kg
右投げ右打ち
外野手
寸評:1年生から4番を打つ強打者。
・緒方敬亮(九州学院)
3年生
176cm73kg
右投げ左打ち
内野手
・高良練(城北)
3年生
177cm76kg
右投げ右打ち
キャッチャー
寸評:セカンド送球は常に2秒を切ってくる強肩
・川野涼多(九州学院)
2年生
178cm68kg
右投げ右打ち
ショート
寸評:センスあふれるトップバッター。来年ドラフトの注目選手。
・内田雄大(熊本工)
2年生
180cm73kg
右投げ左打ち
外野手
寸評:1年生の夏から熊本工業で3番を打つ強打者。
・浅田将汰(有明)
2年生
183cm78kg
右投げ右打ち
ピッチャー
寸評:すでに球速は145km/hを記録し、完成度も高いピッチャーで、2年生ながら、熊本ナンバー1と言われています。
・齋藤帆稀(熊本国府)
2年生
173cm65kg
右投げ右打ち
ピッチャー
寸評:130キロ中盤の速球に加え、打撃にも注目の二刀流選手。
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