駒澤大学のドラフト候補・白銀滉大投手。
スリークォーター気味のサイドから、最速149km/hのストレートを投げるピッチャーです。
中学までは無名の選手でしたが、高校時代にサイドスローに転向すると、才能が開花。
大学でも順調に成長し、ドラフト候補と呼ばれるまでになっています!
名前:白銀滉大(しろがね こうた)
生年月日:1997年2月20日
出身:千葉県柏市
身長:180cm
体重:76kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:柏市立逆井小学校→柏市立逆井中学校→日本体育大学柏高校→駒澤大学
白銀投手は、「増尾レッドスターズ」で軟式野球を始めました。
小学4年生からピッチャーをしています。
中学時代は、軟式野球部でプレーしていました。
〇日本体育大学柏
高校は地元の日本体育大学柏高校に進学。
2年生の春からベンチ入りをすると、同年秋の新チームからエースを任され、秋季千葉県大会では、ベスト8に入りました。
○サイドスロー転向
2年秋の県大会では、ベスト8に入ったものの、この頃の白銀投手は、本人いわく
「どこにでもいるような、普通の上手投げの投手」
でした。
真っすぐがシュート回転して真ん中に入り、痛打を浴びるということもよくあったそうです。
そんなある日、試しに横から投げてみると、上から投げるよりいいボールが行くことに気が付きました。
それから、サイドスローに挑戦します。
小学4年生から上から投げていましたので、サイドスローに馴染むまでに時間がかかりました。
それでも、3年の夏の千葉県大会の前にサイドスローを自分のものにすると、県大会では快投を連発しています。
準決勝で、原嵩投手(現・ロッテ)のいる専大松戸に敗れたものの、白銀投手は全6試合に投げ、30回2/3を無失点に抑えるというすばらしい成績を残しました。
〇駒澤大学
高校卒業後は、駒澤大学に進学。
1年春のリーグ戦から、リリーフとして登板を果てしています。
2年春は、右ヒジの靭帯部分断裂で登板0に終わりますが、
3年秋にはリリーフエースとして、東都2部優勝を達成。
続く入れ替え戦でも好投し、チームの5シーズンぶりの1部昇格に貢献しました。
○プレースタイル
スリークォーター気味のサイドスローで、常にセットポジションからの投球です。
高校時代は、純粋なサイドスローでしたが、大学でスピードを追い求めた結果、少し腕が上がってきていて、スリークォーターと表現されることもあります。
高校時代139km/hだった球速は、大学では149km/hを記録するまでに成長しました。
変化球は、スライダー、シンカー、カットボールなど。
○スカウトの評価
楽天・仁村徹スカウト副部長
「149キロが出てビックリしたよ。速くなった」
オリックス・古屋英夫編成部副部長
「速いボールを投げるね」
ヤクルト・酒井スカウト
「投げっぷりがいい」
巨人・古城スカウト
「2連投でもスピードが落ちない。いいボールがいっている」
白銀投手は、大学では主にリリーフとして起用され、結果も出しています。
本人もプロ志望のようですから、中継ぎが手薄なチームからの指名があるのではないでしょうか。
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