追記:プロ志望届を提出しました。
その他、提出選手はこちら
→プロ志望届2018(高校/大学)提出者一覧!期限や上位指名候補は?
藤嶺藤沢の矢澤宏太投手。
全国的には、まだあまり知られていませんが、日米の多くのスカウトが目を付けているサウスポーです。
これからドラフトに向けて、注目度が上がってくることが予想されますので、早速、どのような投手か詳しく調べてみました。
名前:矢澤宏太(やざわ こうた)
生年月日:2000年8月2日
出身:東京都町田市
身長:172cm
体重:65kg
投打:左投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
家族:両親と姉
経歴:町田市立山崎小学校→町田市立忠生中学校→藤嶺藤沢高校
矢澤投手は、6歳から「町田リトル」で野球を始めました。
3年生からピッチャーとしてプレーしています。
中学時代は、「町田シニア」に所属していました。
〇藤嶺藤沢
高校は、神奈川県にある藤嶺藤沢高校に進学。
1年夏から「背番号11」でベンチ入りし、センターとして予選全3戦に出場しました。
1年秋にエースの座を獲得。
秋の神奈川県大会はベスト16に入っています。
2年夏の神奈川県大会は初戦敗退。
同年秋の県大会では、背番号8でセンター兼ピッチャーと出場し、ベスト8入りに貢献しています。
準々決勝の慶應義塾戦では、先発を任され、9回で9つの三振を奪い、ヒット3本に抑えますが、四死球12個与えて、2対4で敗れました。
3年春の神奈川県大会からは、再びエースとしてチームを引っ張っています。
2回戦の慶応湘南藤沢戦では、6回参考記録ながらもノーヒットノーランを達成。
10個の三振を奪い、外野には1つも打球を飛ばさせないという快投でした。
続く日大藤沢戦でも、5回1アウトまでノーヒットに抑えますが、結局、11個の四死球を与え、2対5で敗れてしまいました。
○プレースタイル
172cmと小柄ながらも、最速148km/hを投げるサウスポーです。
変化球は、縦と横の2種類のスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク。
特に縦のスライダーは、高校生レベルでは打つのが難しく、三振を奪うための一番の武器となっています。
課題はコントロール。
2年秋、3年春と負けた試合は、いずれも四死球から崩れています。
矢澤投手が理想とする「勝てるピッチャー」になるためには、制球力の向上が不可欠です。
矢澤投手は遠投100m、50m5秒8と身体能力が高く、投げないときは外野手として出場。
本塁打数もチームトップを記録しています。
高校通算本塁打は27発。
○スカウトの評価
巨人・岡崎スカウト部長
「腕の振りがしなやか。下半身が出来れば面白い」
「スライダーに切れがある。投げ方も良く、いい投手。なかなか高校生で打つのは難しいかもしれない」
楽天・長島スカウト部長
「打撃を見てもセンスがあるのがわかる」
ソフトバンク・荒金スカウト
「しっかり腕が振れているし、面白いと思います。これからでしょう」
プロスカウト
「スライダーでカウントも空振りも取れる。今後はストレートの制球を磨いていく必要性を感じますが、潜在的な力はあるので夏まで見ていきたい」
○石井貴
藤嶺藤沢高校は、元西武投手の石井貴さんの出身校です。
現在は独立リーグ・徳島インディゴソックスの監督をされていますが、矢澤投手が2年生の頃まで、母校のコーチをされていました。
石井さんのことを「何でも話せる兄貴分的存在」と慕っていて、今使っているグローブは、石井さんから譲り受けたものだそうです。
ぜひ、神奈川県大会を勝ち抜いて、甲子園では、成長した姿を石井貴さんに見せてほしいですね。
■関連記事
●2018年ドラフト候補一覧→高校生/大学・社会人