2017年巨人7位!
その他のドラフト指名選手はこちらに→2017年ドラフト指名選手一覧
ドラフト候補に挙げられる、奈良学園大学の村上海斗選手。
身長189cm、体重89kg、足のサイズは30cmという大型外野手です。
体は大きいですが、50m5秒8と俊足で、肩も元々投手として、最速145kmを投げていただけあって強肩です。
また、奈良学園大学の同級生には、ドラフト候補の宮本丈選手がいます。
宮本丈選手選手についてはこちら→宮本丈(奈良学園)ドラフト評価!
「1年生の頃から、プロに行きたいとずっと言っていた」
と社会人6社からのオファーを断って今年のドラフトに臨みます。

名前:村上海斗(むらかみ かいと)
生年月日:1995年7月7日
出身:京都府井手町
身長:189cm
体重:94kg
投打:右投げ右打ち
守備位置:外野手
経歴:井手町立井手小学校→泉ヶ丘中学校→北照高校→奈良学園大学
村上選手は、小学生の時に軟式野球を始めました。
中学時代は、「京都南山城ボーイズ」に所属。
高校は北海道にある北照高校に進学。
その頃は、外野手兼投手としてプレーしていました。
甲子園には2年の春、3年の春夏と3度出場していますが、代打としての出場が多く、3年の夏のみ7番・ライトで先発出場しましたが、常総学院相手に初戦で敗れています。
○北照高校時代のチームメイト
オリックス・吉田雄人外野手は、北照高校の同級生です。
また、同じオリックスの齋藤綱記投手は、1年後輩にあたります。
その他にも、今年のドラフト候補で、大学日本代表にも選ばれている立正大学の小畑尋規捕手も村上選手の同級生にあたります。
※小畑尋規捕手はプロ志望届を提出せず。
こうして挙げてみると、村上選手が在学しているころの北照高校がいかに強かったかわかりますね。
高校卒業後は、関西に帰り、奈良学園大学に進学。
大学では、右肩痛の影響もあり、大学2年から野手に専念します。
DH兼外野手としてレギュラーをつかむと、高い身体能力を活かして、プロから注目される選手へと成長していきました。
○パワーアップ
村上選手は、もともと上背はあったものの、入学時の体重は70kg台でした。
奈良学園大学の酒井真二監督は、
「入ってきた時はもやしみたいなヒョロッとした投手でした」
と振り返ります。
合宿所が無いため自宅で、白米と鶏肉中心の食事を心がけて、体重95kgの現在の体を作り上げました。
○糸井二世
村上選手の目標とする選手は、同じ京都府出身の阪神の糸井嘉男選手。
投手から外野手に転向しているところも自分と似ていると感じています。
酒井監督も、
「まだまだ伸びる。これだけのポテンシャルを持った選手はなかなかいません。技術が身についてきたら糸井(オリックス)や柳田(ソフトバンク)のようになる可能性を持っています」
将来は、糸井選手のように走・攻・守全てに秀でた日本を代表する外野手になる! かもしれませんね。
村上海斗選手は、まだ、実績も乏しく、課題も多く見受けられます。
それでも、スケールの大きな選手になる可能性を秘めた選手ですので、ぜひ、プロ入りの夢を叶えてほしいですね。