追記:社会人野球・日本新薬に進みました。
今シーズンのプロ野球では、DeNAの東克樹投手が新人とは思えない、すばらしい活躍をしていますね。
その東投手の出身校である立命館大学の、1年後輩にあたるのが、今回紹介する山上大輔投手です。
山上投手は、182cm90kgの恵まれた体格から、最速149km/hのストレートを投げる本格派のピッチャーです。
先輩の東投手からは
「プロに来いよ」
と誘われていて、本人も
「今はプロ一本でいきたい」
とやる気の模様。
プロへ行くためにも、大学最終学年での活躍が期待されています。
名前:山上大輔(やまがみ だいすけ)
生年月日:1997年2月14日
出身:京都府城陽市
身長:182cm
体重:90kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:城陽市立北城陽中学校→立命館宇治高校→立命館大学
山上投手は中学時代、「ヤングリーグ・オール山城」でプレーしていました。
〇立命館宇治
高校は、立命館宇治に進学。
1年夏から控え投手としてベンチ入りを果たします。
2年春の京都府大会では、背番号1を背負いますが、1試合だけの登板に終わり、2年夏は控え投手に降格。
2年秋の新チームからは、再びエースとなり、3年春の京都府大会では、全7試合登板し、準優勝に貢献しています。
3年夏の京都府大会では、3回戦で北稜に1対2で敗れ、甲子園への出場はなりませんでした。
高校時代から、最速145km/hを投げ、プロからも注目されていましたが、高校卒業時にはプロ志望届を提出せず、立命館大学に進学しています。
〇立命館
大学では、1年秋からリーグ戦に出場。
3年春のリーグからは、DeNA1位の東投手との2本柱として活躍しました。
先発2番手を任され、4勝をマークしています。
東投手が抜けた4年春からは、エースの座を獲得。
リーグ最多の5勝を挙げ、最優秀投手のタイトルも獲得し、4シーズンぶりのリーグ優勝に貢献しました。
大学のチームメイトには、同じく今年のドラフト候補の辰己涼介選手がいます。
○プレースタイル
持ち前の肩関節の柔軟性を活かした、ボールの出どころが見づらいフォームから、最速149km/hのストレートを投げます。
変化球は、スライダー、カーブ、スプリット。
4年春のリーグでは、全て完投で5勝を挙げるスタミナも豊富で、四死球も少なくコントロールも安定しています。
ただ、4年春のリーグでは、53イニングで54本ヒットを打たれており、プロを目指す上では、少し物足りない気がしますね。
立命館大学からは、2015年に桜井俊貴投手が巨人のドラフト1位、2017年は東投手がDeNAのドラフト1位で指名されています。
山上投手は
「桜井さんにはフォームを教えていただいたし、東さんからはコントロールの大切さを学んだ」
と言います。
2人に続いてのプロ入りなるか!?
大学野球選手権大会での活躍が楽しみですね。
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