ワールドカップ注目選手②
韓国代表のイ・スンウ選手!
現在、セリエAの「エラス・ヴェローナFC」でプレーしており、「韓国のメッシ」とも呼ばれている若い選手です。
ともにバルセロナの下部組織でプレーした経験があるので、よく日本の久保建英選手(FC東京)と比較されることが多いですが、久保選手より3歳年上の選手ですね。
それでも、ロシアワールドカップ開催時で20歳!
同じアジアのライバル国ですが、うらやましいですね。
日本にももっと若い選手がでてきてほしい!
名前:李 承佑(イ・スンウ)
生年月日:1998年1月6日
出身:関糊口・水原市
身長:173cm
体重:63kg
利き足:右
経歴:仁川ユナイテッドFC・U-15→FCバルセロナ・フベニル→エラス・ヴェローナFC
イ・スンウ選手は、U-12年代の世界一チームを決める「ダノン・ネーションズ・カップ」で12得点を挙げ、得点王に輝いています。
そのことがきっかけで、バルセロナのスカウトの目に止まり、2011年に仁川U-15からバルセロナの下部組織へ移籍しました。
2015年7月にはバルセロナユースの最上位にあたる、フベニールAへ昇格しています。
○18歳未満の外国人選手獲得・登録違反
しかし、イ・スンウ選手は、FIFAが定める「未成年登録選手」の規定違反にひっかかります。
これは、イ・スンウ選手が悪いというのではなく、バルセロナ側の落ち度です。
FIFAは基本、18歳未満の国際移籍を認めていません。
このことにより、18歳になる2016年1月まで公式戦に出場することができなくなってしまいます。
久保建英選手も、同じ理由で試合に出られなくなり、日本に帰ってくることになりました。
久保選手の方が、イ・スンウ選手より若い分、18歳になるまで長いので仕方がないことですね。
イ・スンウ選手の方は、18歳になった2016年3月13日、スペイン3部リーグのUEリェイダ戦に後半32分から途中出場し、プロデビューを飾りました。
その後、2017年8月にイタリアのセリエAの「エラス・ヴェローナFC」に完全移籍。
2017-2018シーズンのACミラン戦でプロ初ゴールを記録しています。
韓国人選手のセリエAでのゴールは、日本でも人気のあったアン・ジョンファン選手が2002年1月に挙げて以来、約16年ぶりの快挙でした。
○プレースタイル
「韓国のメッシ」と呼ばれるだけあり、スピードとテクニックを生かしたドリブル突破が最大の武器です。
さらに、ゴール前では自分で決めるだけなく、味方にアシストもできます。
○ヘアスタイル
派手なヘアスタイルにすることで知られています。
過去には、髪を金色や真っ赤に染めたことがあり、さらにはピンクに染めたこともありました。
イ・スンウ選手が髪を派手な色に染めるのには、
“高齢で目が悪い祖母が、スタジアムで自分をすぐに見つけられるように”
という理由があります。
しかも、ピンクは祖母の好きな色だったとか。
なんて家族思いの選手なんでしょう。
イ・スンウ選手に対する好感度が上がりますね。
果たして、ワールドカップでは、どんな髪型で登場するのでしょうか?
ワールドカップでは、イ・スンウ選手のプレーだけでなく、髪型にも注目です!