◆追記:社会人野球・NTT西日本へ進みました。
◆追記:8月21日、100回大会の夏の全国高校野球は甲子園球場で決勝が行われ、北大阪代表の大阪桐蔭高校が秋田の金足農業に13対2で勝ち、史上初となる2回目の春夏連覇を達成しました!
プロ野球のスカウトによると、今年の大阪桐蔭の3年生には7人ものドラフト候補がいるらしいです。
その中の一人が、キャッチャーの小泉航平選手。
強肩が魅力の小泉選手は、巧みなリードで投手陣を盛り立て、センバツ優勝に貢献しました。
大阪桐蔭のその他のドラフト候補についてはこちらを↓
根尾昂選手、藤原恭大選手、柿木蓮投手、横川凱投手、山田健太選手、中川卓也選手
名前:小泉航平(こいずみ こうへい)
出身:和歌山県御坊市
身長:178cm
体重:78kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:キャッチャー
経歴:御坊市立塩屋小学校→御坊市立河南中学校→大阪桐蔭→NTT西日本
小泉選手は、小学1年生から野球を始めました。
その頃から、ポジションはキャッチャーでした。
中学時代は、「和歌山日高ボーイズ」でプレーしています。
〇大阪桐蔭
高校は親元を離れ、大阪桐蔭に入学します。
1年秋からベンチ入り。
チームは秋の大阪府大会3位、近畿大会ベスト4に入り、センバツに出場します。
しかし小泉選手は、1年生の2月に左手首を骨折した影響で、センバツではベンチ入りを逃しました。
試合に出られない時期の練習試合では、バックネット裏でビデオ撮影など、裏方に回ることが多くありました。
その期間に、
「捕手がどんなタイミングで投手に声をかけるかなど、バッテリー間のやりとりなどを特に見ていました」
と勉強し、捕手のレベルアップにしっかり役立てたようです。
復帰した2年秋の大阪府大会から、8番・キャッチャーでレギュラーを獲得。
秋の大阪府大会と近畿大会を制し、神宮大会でもベスト4入りました。
翌3年春のセンバツ大会では、好リードでチーム防御率1.31の好成績を残し、大会2連覇に貢献しました。
○プレースタイル
遠投100m、二塁送球1.9秒台から2.1秒前後の強肩がセールスポイントです。
バッティングも、日本一になった3年生のセンバツでは4割越えを記録しています。
足は、50m6秒4、一塁到達タイム4.5秒台と標準クラス。
○スカウトの評価
巨人・岡崎スカウト部長
「タレント軍団の大阪桐蔭では、根尾のほかに藤原恭大、中川卓也が高校生ではAランク。強肩の小泉航平も今大会No.1捕手と言ってもいい」
過去のドラフトでは、同じ年に一つのチームから指名されたのは、
1997年の法政大学
1991年の東北福祉大学
2000年のプリンスホテル
2005年のNTT西日本
の5人が最多です。
高校に限ると、
1966年の中京商業と平安高校
1976年の崇徳高校
2001年の日大三高校
の4人が最多となっています。
果たして、今年の大阪桐蔭からは何人が指名されるのでしょうね。
小泉選手も指名されるといいですね。
でも、高校卒業後の即プロ入りでなくても、大学や社会人を経由して、レベルアップしてからのプロ入りでも遅くはないと思います。
小泉選手ぐらいになると、ただプロ入りするということよりも、どれだけプロで活躍できるかが重要になってきますから。
秋にプロ志望届提出するかどうか、小泉選手はどう決断されるのでしょうか?
どちらにせよ、小泉選手の決断を尊重し、今後を見守っていきたいですね。
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