今秋ドラフトでは上位候補に挙げられる近畿大学JR西日本の岡田和馬投手。
最速147km/hのストレートを武器に、ピンチでも粘り強い投球が持ち味のサウスポーです。
近大を8季ぶりのリーグ優勝に導いた大学4年の春のシーズンでは、
6試合34回4勝0敗、防御率0.26
と圧倒的な内容でMVP、最優秀投手、ベストナインのタイトル3冠を獲得しています。

名前:岡田和馬(おかだ かずま)
生年月日:1995年7月26日
出身:山口県山口市
身長:182cm
体重:74kg
投打:左投げ左打ち
経歴:平川小学校→平川中学校→南陽工業高校→近畿大学
岡田投手は、小学1年生の時に兄の影響で「平川スポーツ少年団」で野球を始めました。
小学3年から投手投手を始めたのは小学3年生から。
中学時代は、軟式野球部に所属し、3年秋には市大会で優勝しています。
中学卒業後は、南陽工業高校に進学。
高校時代は、高橋由弥投手(岩国商業→駒澤大学)とともに、山口県を代表するサウスポーとして注目を集めていました。
しかし2年夏は初戦、3年夏は県大会3回戦敗退し、甲子園出場経験はありません。
高校卒業後は、近畿大学に進学。
2年春のリーグ戦から登板。
3年春の最終戦・京大戦で初勝利を記録。
3年秋のリーグ戦から、先発として、7試合に登板し、44回を防御率2.86、3勝2敗
4年春のリーグ戦は防御率0.26、4勝0敗という圧倒的な成績で最優秀選手、最優秀投手、ベストナイン(投手)の三冠達成。
大学に入ってからも、年々、順調に成長を続けていますね。
大学4年生の時にプロ志望届を提出した岡田投手でしたが、残念ながら指名漏れに終わりました。
ドラフト前から「4位以下の指名ならプロ入りしない」と公言していましたので、下位指名OKならば指名はあったと思われます。
今後は社会人のJR西日本に就職、2年後のプロ入りを目指すそうです。
○得意な球種はストレート
山口県の南陽工の出身の岡田投手。
高校の先輩には故・津田恒実さんがいます。
チームでは、津田投手が現役時代に付けていた背番号と同じ「14」を背負っており、
「津田さんのようにまっすぐを貫くような投手に」
と得意なストレートに更なる磨きをかけています。
○石川佳純と同じ小学校
岡田投手が通っていた山口市立平川小学校の3歳上の先輩にリオデジャネイロ五輪の女子団体で銅メダルを獲得した卓球の石川佳純選手がいます。
岡田投手が小学生の頃から、石川選手は活躍しており、名前が知られていました。
もしかしたら、岡田投手も自分も石川選手のように世界で戦える選手になろう! と子供の頃から思っていたのかもしれませんね。
○スカウトの評価
巨人・益田スカウト
「要所を抑えている。能力が高い。順調にきている」
岡田投手には、巨人、阪神、広島、楽天、オリックス、ソフトバンクなどが注目していると言われています。
近大の1年先輩の畠世周投手が、巨人に入団していますので、岡田和馬投手も巨人に指名されるかもしれませんね。