昨年パリーグ最下位に沈んだ千葉ロッテマリーンズ。
チーム為、そして自身のためにも、2年目の飛躍を見せたいのが、佐々木千隼投手です。
外れ1位ながら、ロッテ、日本ハム、巨人、広島、DeNAの5球団に指名され、昨年の今ごろは、新人王候補の筆頭にも挙げらていました。
しかし、1年目は15試合で4勝7敗、防御率4.22とものたりない成績に。
今シーズン、期待通りの活躍ができるか、注目が高まります。

名前:佐々木千隼(ささき ちはや)
出身地:東京都日野市
生年月日:1994年6月8日
身長:181cm
体重:83kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
背番号:11
年棒:1,970万円(2018年)
経歴:日野市立日野第八小学校→日野市立三沢中学校→都立日野高等学校→桜美林大学→千葉ロッテマリーンズ
佐々木投手は、兄がしていた影響で7歳から野球を始めました。
小学2年生から「日野イースタンジュニア」でプレーしています。
当時は主にサードを守っていたようです。
中学に上がると、軟式野球部に所属し、野手と並行してピッチャーのキャリアをスタートさせました。
○日野高
高校では1年の夏からサードとしてベンチ入り。
2年夏には、4番ファーストとして全4試合に出場しています。
3年夏は、エースで5番打者を務め、5戦42回を投げ、西東京ベスト8入りを果たしています。
特に凄かったのが、3回戦の早実戦です。
3時間半越えの熱闘となったこの試合で、延長13回221球もの力投で完投勝利をマークしました。
ただ、この西東京8強が最高で、甲子園出場はできています。
○桜美林大
大学では1年から2部リーグに出場。
2年秋には、1部リーグで8試合57回1/3を投げて、防御率0.94の好成績をマークしています。
3年春からはエースとしてチームを牽引し、自己最多となる5勝(2敗)の成績を残しました。
4年春は防御率0.27の好成績で、ベストナインを受賞。
同年秋には、最優秀投手とMVPも獲得しています。
また4年夏には、大学日本代表に選出され、日米大学野球に出場し、優勝に貢献しました。
○プロ入り後
1年目(2017年)は、4月6日の日本ハム戦でプロ初先発初登板を飾り、初勝利を記録。
しかし、その後は思うような結果を残せず、7月に2軍に降格しました。
それでも、9月に再昇格を果たすと、日本ハム戦に先発し、プロ初完投勝利を挙げています。
1軍成績は、15試合85回1/3、4勝7敗、59奪三振、防御率4.22
○プレースタイル
サイド気味のスリークォーターから、最速153km/hのストレートを投げ込みます。
(昨年プロでの最速は147km/h)
球種はスライダー、カーブ、カット、シンカー、フォーク。
本人が最も得意と話す球種はシンカーですが、昨シーズン、ストレートについで多投したのはカーブでした。
プロを相手に、緩急をつけたピッチングを心掛けた結果でしょうか。
課題はコントロール。
昨シーズン、49の四死球を出しており、与四球率は5.06でした。
与四球率は目安として、4.5を超えるとかなり悪いと言われていますから、改善が必要なのは明らかです。
○イケメン
イケメンとして評判ですね。
2017年に行われた「2017マリーンズ・イケメン5」では、荻野貴司選手に次ぐ2位に輝いています。
それだけに彼女の存在も気になるところですね。
当然いるだろうなーと思うのですが、情報はありませんでした。
入団会見の際、女優・広瀬すずさんとの共演を希望していましたが、もしかしたら好きな女性の好みも、可愛い系かもしれませんね。
「佐々木千隼は外れだった」
そんな声もささやかれていた昨シーズンでしたが、今シーズンは汚名返上の活躍を期待しています。
そして、それができるだけの逸材です。
球団からの期待も大きいはず。
今シーズンの佐々木投手に注目ですね。