★2018年ドラフト・西武7位!
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2018年のドラフト候補、富士大学の佐藤龍世選手。
3年春のリーグ戦では打率.500、3本塁打、10打点を挙げた、打撃センス抜群の内野手として、大きな注目を集めています。

名前:佐藤龍世(さとう りゅうせい)
出身地:北海道厚岸町
生年月日:1997年1月15日
身長:173cm
体重:81kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:サード
経歴:厚岸町立真龍小学校→厚岸町立真龍中学校→北海高等学校→富士大学
野球を始めたのは、小学2年生の時です。
中学時代は、「釧路シニア」に所属していました。
高校は古豪・北海高校へ進学。
3年夏には4番サードとして中軸を担いますが、札幌支部予選初戦(2回戦)で札幌南に敗れています。
全道大会1回戦が最高で、甲子園出場経験はありませんでした。
〇富士大
注目を浴びるようになったのは大学進学後です。
入学直後の、1年春のリーグ戦から出場機会を得ています。
レギュラーをつかんだのは1年秋。
サードとして9試合に出場すると、打率.343、5打点の活躍でベストナインを受賞しました。
その後も主力として活躍し、3年間で57試合、打率.357、5本塁打、32打点を挙げています。
特にすごかったのが3年春のリーグ戦です。
10試合に出場すると、36打数18安打3本塁打10打点、打率.500をマークし、首位打者、最多本塁打、ベストナインを受賞。
三冠王を逃すことになった安打も、リーグ2位の成績でした。
3年秋のリーグ戦では、9打点を挙げて、最多打点とベストナインを受賞しています。
〇プレースタイル
野球選手としては大きくありませんが、力強いスイングでパンチ力を発揮する強打者です。
リーグでは圧倒的な打撃を見せていますので、今年は全国レベルでその打力が発揮できるかがカギになりそうです。
サードの守りもフットワークが良く、スローイングも安定しています。
守備センスもなかなかに高いようで、春の沖縄キャンプでは、ショートとセカンドにも挑戦しています。
〇佐藤綾乃
平昌オリンピックのスピードスケート、チームパシュートで金メダルを獲得した、佐藤綾乃選手は、同じ年のいとこです。
龍世選手のお父さん(貢さん)と、綾乃選手のお父さん(文則さん)が兄弟。
実家が徒歩5分ほどの距離にあり、子供の頃は一緒にスケートリンクに通っていたそうです。
龍世選手もスケートを頑張っていたようですが、小学4年生の時に断念しました。
〇佐藤大雅
弟・佐藤大雅選手も野球をやられています。
北海高校の野球部に所属し、2016年の夏の甲子園では、4番キャッチャーとして、準優勝に貢献しました。
大雅選手も兄や綾乃選手と共にスケートリンクに通っていて、中学時代はスピードスケートの選手として、将来のオリンピック出場も期待されていたようです。
しかし、甲子園出場を果たせなかった兄のリベンジをしたいと、スケートをやめて野球に専念しました。
今春からは兄と同じ、富士大学に入学予定です。
今年はもしかしたら、兄弟そろって出場する試合もあるかもしれませんね。
いとこがオリンピック出場、金メダル獲得と、夢を叶えて刺激を受けている佐藤龍世選手。
今度は佐藤龍世選手が、日本一、そしてプロ入りという夢を叶える番です。
いとこに負けない活躍に期待したいですね。
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