日本体育大学のエース・藤本珠輝選手。
箱根駅伝には1年生から出場しているスピードランナーです。
大学3年時には5000mで42年ぶりに日体大記録を更新していますね。
ここまで順風満帆は陸上人生を送っているように見える藤本珠輝選手ですが、実際は病気や怪我に苦しめられてきたそうです。
今回はそんな藤本珠輝選手の経歴や病気などについてまとめてみました。
#日本体育大学 エース・藤本珠輝ケガから復活で集大成見せる「力に変えて、思いをぶつける走りがしたい」 https://t.co/iuSKj9NkYY #箱根駅伝 #スポーツ報知 pic.twitter.com/vNisYzlCik
— スポーツ報知・箱根駅伝情報 (@hochi_hakone) December 27, 2022
〜もくじ〜
藤本珠輝のプロフィール
名前:藤本 珠輝(ふじもと たまき)
生年月日:2001年1月14日
出身:兵庫県加古川市
身長:165cm
体重:55kg
経歴:加古川市立陵南中学校→兵庫県立西脇工業高校→日本体育大学
藤本珠輝の小中学時代
藤本珠輝選手は小学生までは4歳上のお兄さんといっしょにソフトボールをしていました。
しかし、お兄さんが上手すぎて、逆にソフトボールを続けるつもりはなかったそうです。
そこで、藤本珠輝選手は加古川市立陵南中学校に入学してから陸上を始めます。
中学3年時には近畿大会3000mで優勝!
また、全国中学駅伝にも出場し、11人抜きの快走で、7位入賞に貢献しました。
さらに駅伝の兵庫県代表選手として、第21回全国都道府県対抗男子駅伝大会にも出場しています。
藤本珠輝の高校時代
藤本珠輝選手は足立幸永監督から熱心な誘いを受け、中学卒業後は西脇工業高校へ進学しました。
高校では3年時には主将を務め、インターハイ5000mでは5位入賞。
また、全国高校駅伝には1区で出走し、区間11位という成績を残しています。
#全国高校駅伝 #男子#1区
— きょ➖や (@kyo07_12ya) December 24, 2018
藤本 珠輝(西脇工) 29’59”
三重IH5000mでは、決勝に進出。
ロード10kmでも力があることを証明しました!! pic.twitter.com/NoLNoLTZuq
藤本珠輝の大学時代
日本体育大学に進学後は1年生から箱根駅伝に出場しています。
1年時は山登りの5区を任され、区間16位(チームは総合17位)、
2年時は1区で区間8位(チームは総合14位)、
3年時は2区で区間10位(チームは総合17位)。
これが一年生の頃の藤本珠輝やぞ、童顔だったのにいい男になっちまった pic.twitter.com/EsIY2E8D1G
— 押切紗佳 (@Oshikiriaoi33) January 2, 2022
また、藤本珠輝選手は個人種目でも優秀な成績を収めており、3年時には5000mの日体大記録を42年ぶりに更新しています。
また、4年時の5月に行われた関東インカレ・男子1部ハーフマラソンでは大会新記録で優勝を達成しました。
#関東インカレ
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) May 22, 2022
男子1部ハーフマラソン
🥇優勝 藤本珠輝(日体大) 1時間2分20秒=大会新!!
🥈2位 梅崎蓮(東洋大) 1時間2分41秒
🥉3位 山平怜生(中大) 1時間2分48秒
東洋大は梅崎、5位・木本、8位・前田のトリプル入賞✨ pic.twitter.com/lzHFDTwoED
しかし、その直後から右足首などを故障し、10月の箱根駅伝予選会を欠場。
箱根駅伝本選には間に合うのか?心配の声が上がっています。
藤本珠輝の自己ベスト
5000m:13分32秒58
10000m:28分08秒58
ハーフマラソン:1時間2分13秒。
藤本珠輝の進路
大学卒業後、藤本珠輝選手は日立物流に入社し、陸上を続ける予定です。
藤本珠輝のシューズ
藤本珠輝選手はアシックスの厚底シューズであるMETASPEEDを愛用されています。
最後の箱根も #METASPEED で! pic.twitter.com/NRu4n6WDnK
— 藤本珠輝 (@tamama_EKIDEN) December 27, 2022
藤本珠輝の病気・全身脱毛症
藤本珠輝選手は小学5年生から全身脱毛症という病気に苦しんでします。
全身脱毛症とはその名の通り、髪の毛や眉毛、まつげなど全身の毛が抜ける病気です。
全身脱毛症 通常、髪の毛を含む体毛は「生える」「伸びる」「抜ける」を繰り返すが、「抜ける」が正常範囲を超えると「脱毛症」となる。原因は多岐にわたり、はっきりと原因が分からないこともあるとされる。
【箱根への道】全身脱毛症公表の日体大・藤本珠輝、同じ病気で苦しむ人に贈る山の区間賞
藤本珠輝選手は長い間、全身脱毛症のことを隠していました。
しかし、高校3年生の時に全身脱毛症のことを隠すのではなく、知ってもらいたいという気持ちが芽生え、病気のことを公表。
また、大学3年生まではウイッグやはちまきを付けて、大会などに出場していましたが、
紫外線治療や液体窒素治療やステロイド治療を続けた結果、脱毛症が落ち着き、少しずつ、髪が生えそろってきています。
最近なぜレースでハチマキをするのかと聞かれますが、別に目立ちたいとかではありません。
— 藤本珠輝 (@tamama_EKIDEN) June 13, 2019
僕は全身脱毛症という病気で全身の毛がありません。ウィッグを着用してレースに出場しているのでそれを固定するという意味があります。
多くの人にこの病気のことを理解して頂ければ幸いです。
小学5年生の頃から患っている脱毛症ですが、今は落ち着き、耳回り以外はある程度生え揃いました。それに伴い関東インカレからウィッグを着用せずに走ります。
— 藤本珠輝 (@tamama_EKIDEN) May 15, 2021
かなり印象は変わると思いますが、今後ともよろしくお願いします。
そろそろ完治して欲しい…#脱毛症
たまたまテレビ見てたら脱毛症の人のこと取り上げてて、紫外線治療も痒み治療も液体窒素治療もステロイド注射も行った身としては共感しかない#脱毛症#円形脱毛症#仰天ニュース
— 藤本珠輝 (@tamama_EKIDEN) May 25, 2021
そして、大学4年の5月の関東インカレからはついにウィッグを外して出場されています。
藤本珠輝のまとめ
これまで病気や怪我に苦しめられた藤本珠輝選手。
大学最後の箱根駅伝には少しでもいい状態で、出場できるといいですね!