2022年ドラフトで隠し玉と言えるのは、日本ハムに育成3位で指名された山口アタル選手ではないでしょうか。
ネットが発達した現代では、隠し玉なんて存在しないと言われて久しいですが、
山口アタル選手の指名を予想していた人はいませんでしたね。
指名当初は謎に包まれていた山口アタル選手ですが、だいぶ情報が出てきています。
そこで今回は、山口アタル選手の家族や経歴などについてまとめてみました。
米大学出身 日本ハム・育成3位山口アタルがベール脱ぐ「アピールポイントはばか力」― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/2zlg0Kl6jw
— スポニチ野球記者’22 (@SponichiYakyu) November 27, 2022
山口アタルのプロフィール
名前:山口 アタル(やまぐち あたる)
生年月日:1999年5月28日
出身:カナダ・バンクーバー
身長:179cm
体重:89kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:外野手兼ピッチャー
推定年俸:260万円
経歴:ブリタニア高校→コルビーコミュニティーカレッジ→テキサス大学タイラー校(中退)→日本ハムファイターズ
山口アタルの父母
山口アタル選手のお父さんは大阪府出身の日本人、お母さんはギリシャにルーツを持つカナダ人です。
お父さんは23歳の時に日本を離れ、カナダに行っています。
そして、お母さんは日本に行く予定があり、日本でのガイドをしてもらうためにお父さんと出会いました。
父は日本生まれ日本育ちの日本人で、母はギリシャにルーツを持つが、カナダ生まれカナダ育ち。「お父さんは23歳の時にカナダに来ました。たまたま、お母さんが日本に行く予定があり(日本での)ガイドが必要なので、それで出会ったという感じ」
【日本ハム】日本、ギリシャ、カナダ…テキサス大タイラー校中退の育成3位「山口アタル」とは
山口アタルの日本語
山口アタル選手はカタカナと平仮名は読めますが、漢字はちょっと読める程度です。
日本語はお父さんから学ぶだけでなく、日本のアニメやバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』などを見て勉強した、と話されています。
活躍したら、ダウンタウンの浜田雅功さんが司会を務める『ジャンクSPORTS』に呼ばれそうですね。
山口アタルの経歴
幼少の頃、テレビゲームが大好きだった山口アタル選手は、友達から
「運動しろ」
と言われてスポーツを始めることにしました。
また、お父さんに
「フェラーリに乗りたい」
と将来の夢を伝えると、お父さんはプロ野球選手を勧めてくれたそうです。
そこで、山口アタル選手は8歳から野球を始めることにしました。
大阪出身の父とギリシャ系カナダ人の母の間に生まれ、バンクーバー育ち。8歳の頃、野球を本格的に始めた。「“フェラーリに乗りたい”と父に言ったんです。“頑張ってプロになれるのは野球だ”と言われて始めました。今はフェラーリに関係なく好きだからやっています」
米大学出身 日本ハム・育成3位山口アタルがベール脱ぐ「アピールポイントはばか力」
2012年にはリトルリーグのカナダ代表メンバーとして世界大会に出場!
世界大会では日本ハムでチームメイトとなる清宮幸太郎選手と出会い、一緒に写真を撮っていました。
その後、高校までは内野手兼ピッチャーとしてプレー。
大学入学後はピッチャーに専念しますが、
コントロールが悪くて、プロに行くのは厳しいと考え、2022年6月から外野手に転向しました。
また同じ年、日本でプロになるため、12球団にメールで自作のプレー動画を送っています。
その中から、日本ハムを含む3球団のテストを受験。
日本ハムのテストに受かったことは、ドラフトで指名されたことで、知ったそうです。
帰宅してスカイAのドラフト中継録画見終えた!
— 矢切おっくん1976 (@soka1976) October 20, 2022
全てを吹き飛ばす #山口アタル の衝撃ww#LoveFighters pic.twitter.com/ihQdnrJAR4
山口アタルのプレースタイル
山口アタル選手は身体能力の高い外野手です。
ティー打撃での打球速度は最速167km/h。
立ち幅跳びは3.2メートル。
20メートル走は2秒85。
大学時代にはピッチャーとして最速153km/hをマークしたこともあります。
日本ハム育成3位の
— 万城目淳 (@2501terokichi) November 26, 2022
山口アタル外野手(23)
各球団に送ったビデオ公開 pic.twitter.com/eM2i63OCl5
山口アタルのスカウト評価
日本ハム・大渕スカウト部長
「引退した杉谷の再来だ。杉谷もテストで入ってきた当時から、周りを明るくする能力があった」
山口アタルのまとめ
山口アタル選手は野手に転向して、わずか4か月でドラフト指名を受けています。
まだまだ伸びしろ十分です。
お父さんの生まれ故郷の日本で、ジャパニーズドリームを手にしてほしいですね!