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木村光彦(東京ガス)ドラフト候補の評価は?日大での成績や球速も!

大学4年生、それも秋のリーグ戦で能力を開花させ、タイトルも獲得した、東京ガス木村光彦投手。
球速こそ142km/hほどで派手さはありませんが、精度の高い変化球を投げ、安定したピッチングを披露する好投手です。
今秋のドラフト候補として要注目ではないでしょうか。

 

名前:木村光彦(きむら みつひこ)
出身地:千葉県八千代市
生年月日:1994年9月13日
身長:184cm
体重:80kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:投手
趣味:釣り
経歴:八千代市立村上東中学校→習志野高等学校→日本大学→東京ガス

 

中学時代は軟式野球部に所属してプレー。
3年生の秋には千葉県選抜に選出され、KB全国大会に出場し、優勝を経験しました。

 

〇習志野
高校では、2年春に県大会、続く関東大会で先発を経験し、両方で優勝に貢献しています。

2年夏の県大会では2試合にリリーフ登板し、7回3失点を記録。
チームは優勝し、甲子園に出場しました。
甲子園では4試合中3試合にリリーフ登板し、ベスト8入りを果たしています。

翌3年夏の県大会でも、5試合中4試合に登板(先発2救援2)
3回戦・君津商戦で、8回2安打無失点の好投を披露しています。
しかし準々決勝・柏日体戦では、0対6のビハインドからリリーフ登板しますが、チームは7回にサヨナラ安打を浴びて、コールド負けを喫しました。

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〇日本大学
大学では入学直後、1年春のリーグ戦(2部)から出場しています。
主にリリーフとしての登板でしたが、東洋大戦では先発も任されました。

2年春のリーグ戦では、再び東洋大に先発し、初の完封勝利を収めています。

3年春は主戦投手として活躍。
6試合33回1/3を投げて、2勝0敗、防御率2.16をマークし、2部リーグ優勝を達成しました。
入れ替え戦・拓殖大戦でも先発して勝ち星を挙げ、1部昇格に貢献しています。

3年秋には、リーグ開幕直前に髄膜炎のため1週間の入院を経験しましたが、リーグ戦終盤の駒大戦に先発し、1部リーグ初完投初勝利を収め、球速も自己最速の142km/hをマークしました。

4年春には調子を落としましたが、そこから一転。
4年秋のリーグ戦で自己最高の成績をマーク
最多の5勝(1敗)で、25季ぶりのリーグ優勝を経験し、最優秀投手、ベストナイン、MVPの三冠を獲得しました。

 

〇東京ガス
将来のエース候補として菊地監督に誘われ、東京ガスに入社。
1年目(2017)から公式戦に出場し、春先のスポニチ・新日鉄住金鹿島戦で先発を任され、7回5安打無失点の好投で初勝利を挙げています。
その後も1年を通して先発、中継ぎと登板機会を与えられ、経験を積みました。

 

〇プレースタイル
サイド気味の投球フォームから、最速142km/hのストレートを投げる右腕。
綺麗なストレートと言うよりも、動くストレートが持ち味。
変化球はスライダーシンカーカーブツーシーム
変化球の精度が高く、コントロールもなかなかで、きちんとストライクを取れるのが魅力的です。
課題は球威

 

〇スカウト評価
日本ハム・今成スカウト
「球持ちもいいし、打者の手元で強いボールが来る。これでもっと威力が増せばとんでもない投手になる」

 

これまで、大きな実績はありませんが、着実に実力をアップさせています。
社会人2年目の今年は、チームのエースとして1本立ちしたいところ。
そうすれば、プロ入りも見えてくるはずです。

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