今シーズン、最下位脱出、そしてAクラス入りを目指す東京ヤクルト。
投手陣に不安が残るものの、打撃陣に関してはかなりものがあります。
メジャーから帰ってきた青木宣親選手の加入や、山田哲人選手の復調など、強力打線が組めそうな予感です。
そんな中、ショートのレギュラー取りに挑んでいるのが、廣岡大志選手です。
山田2世と期待される大型内野手で、首脳陣からの期待にも大きいものがあります。

名前:廣岡大志(ひろおか たいし)
出身地:大阪府大阪市
生年月日:1997年4月9日
身長:183cm
体重:81kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ショート
背番号:36
血液型:O型
年棒:700万円(2018年)
経歴:大阪市立苗代小学校→昭和中学校→智辯学園高等学校→東京ヤクルトスワローズ
9歳の時に野球を始めた廣岡選手。
小学生時代は4年生から「オール松原ボーイズ」でプレーしていました。
中学時代も同チーム(中学の部)に所属し、3年夏にはジャイアンツカップでベスト8に進出しています。
3年の11月には、日本代表に選出され、アジアチャレンジマッチに5番サードとして出場しました。
〇智弁学園
高校では入学直後の、1年春から外野手としてベンチりしています。
レギュラーをつかんだのは1年秋のことで、サードでした。
そして秋季県大会で優勝し、近畿大会でベスト8入りを果たしています。
翌年春には選抜大会に、外野手として出場。
4番と1番として出場し、2試合9打数3安打、打率.333を記録しています。
甲子園には2年の夏にも出場し、1回戦敗退でしたが、4打数1安打でホームランも放ちました。
2年秋の新チームからはキャプテンに就任。
秋季大会では3位になりましたが、近畿大会に進めず。
春も2回戦で敗退し、3年夏も思うように実力を出し切れず、2回戦敗退に終わりました。
プロからは長打力と守備の成長を評価され、2015年のドラフトで東京ヤクルトから2指名を受け、入団しています。
〇プロ入り後
1年目の2016年から、2軍戦で113試合に出場し、規定打席に到達するなど、高卒新人ながら多くの試合経験を積みました。
またフレッシュオールスターにも、監督推薦選手として出場しています。
シーズン終盤には1軍昇格も果たし、8番・ショートしてスタメンで1軍デビューしました。
そしてその試合で、現役最後の登板になったDeNAの三浦大輔投手から、初打席初本塁打を放っています。
高卒の新人野手による1軍公式戦での初打席初本塁打は、高木守道選手(中日)以来、56年ぶりの快挙でした。
またオフには、日本代表として、『第1回WBSC U-23ワールドカップ』にも出場しています。
2年目の2017年は、川端慎吾選手が椎間板ヘルニアで開幕絶望になったため、その代わりとして期待されましたが、自身も不調のため2軍スタートとなりました。
それでもこの年、2軍では110試合に出場し、昨年を上回る成績を残しています。
2軍成績 110試合422打数103安打16本塁打57打点、打率.244
1軍の試合にも11試合に出場しました。
1軍成績 11試合28打数7安打0本塁打1打点、打率.250
3年目の2018年は、キャンプを1軍で過ごしており、試合もショートして出場しています。
レギュラー獲得なるか!?
大きな期待がかかります。
〇プレースタイル
長打力と俊足がウリです。
長打率が1年目で.351、2年目で.417(ともに2軍成績)をマークしています。
その一方、1年目はリーグ最多の114三振、2年目は119三振(ともに2軍)しており、確実性にはまだ課題があります。
また守備に関しても成長が見られるものの、1年目に失策28、2年目に29(ともに2軍)を記録しており、向上が必要です。
〇実家
よく『実家』について検索されているようですね。
実家は大阪市内でお肉屋さんをしているそうです。
また、中学生の時にお父さんが亡くなられています。
そのためお母さんが、廣岡選手とお姉さんを女手一つで育てたようです。
早く1軍で活躍して、母親孝行をしてほしいですね。
〇彼女は?
将来有望な廣岡選手。
彼女の存在も気になりますね。
調べましたが……情報は見つけられませんでした。
今は野球人一筋ではないでしょうか。
今シーズン、ブレークを狙う廣岡大志選手。
宮本ヘッドコーチが、侍ジャパンの稲葉監督に推薦するほどの逸材ですから、非常に大きな可能性を持った選手なんだと思います。
その期待に応えて、日本を引っ張っていけるような選手になってほしいですね。