野手の育成に定評のある西武の中で、今年のブレイクの予感を感じさせるのが、高卒2年目の鈴木将平選手です。
鈴木選手は、バットコントロールに長けた俊足の外野手。
プロ入り1年目の昨シーズンは1軍出場がありませんでしたが、2年目の今年は、1軍出場もありそうです。
日本野球界から、大谷「翔平」がいなくなった今、注目は西武の鈴木「将平」選手ですよ!

名前:鈴木将平(すずき しょうへい)
生年月日:1998年5月20日
出身:静岡県富士市
身長:175cm
体重:75kg
投打:左投げ左打ち
背番号:46
年俸:600万円(2018年)
経歴:富士市立今泉小学校→富士市立吉原第二中学校→静岡高等学校→埼玉西武ライオンズ
鈴木選手は兄の影響で6歳の時に「今泉少年野球スポーツ少年団」で軟式野球を始めました。
中学時代は、「静岡蒲原リトルシニア」に所属。
中学3年の時には全国大会に出場、ベスト8を経験しています。
高校は、静岡高校に進学。
○3季連続甲子園出場
鈴木選手は、高校入学してすぐの1年春からライトのレギュラーを獲得します。
1年夏の静岡県大会で優勝し、甲子園にも出場しました。(結果は1回戦敗退)
1年秋から一番バッターとして、打率.479、打点8、盗塁10という大活躍で、静岡県大会優勝と東海大会優勝に貢献しています。
翌2年春のセンバツ大会でも、打率4割の活躍で、50年ぶり4度目のベスト8入りを達成しました。
2年夏の静岡県大会も制し、3季連続で甲子園に出場。(結果は1回戦敗退)
3年夏の静岡県大会では、3試合で8安打、打率.667、打点8と奮闘しますが、チームはベスト16で敗れ、甲子園出場はなりませんでした。
○高校日本代表
3年の夏は甲子園出場を逃した鈴木選手ですが、8月には高校日本代表に選出され、「U-18アジア大会」に出場しています。
3番・センターとしてチームを引っ張り、優勝に貢献。
個人としても打率.318、ホームラン1本、盗塁4という成績を残し、ベストナインに選ばれています。
鈴木選手はその年のドラフトで、西武に4位で指名され、契約金4000万円、年俸600万円で入団しました。
○プロ入り後
プロ入り1年目の2017年シーズンは、1軍公式戦の出場こそはありませんでしたが、2軍戦では
101試合に出場し、打率.280、32打点、15盗塁
という成績を残しています。
7月に地元・静岡の草薙球場で行われたフレッシュオールスターにも、イースタン選抜として出場しました。
○プレースタイル
バットコントロールが良く、打球を左右に打ち分ける左の好打者です。
守備でも、50m5秒8の俊足を活かし、広い守備範囲を誇ります。
また、盗塁も上手く、選球眼もいいリードオフマンタイプです。
鈴木選手自身も自分のことを
「典型的な1番打者タイプ」
と話しています。
○乃木坂46
鈴木選手は乃木坂46のファンで、推しメンは西野七瀬さんです。
奇しくも鈴木選手の背番号も「46」。
1軍に上がった時の登場曲は乃木坂46の曲で決まり!?
西武の外野陣は、日本代表の秋山翔吾選手、栗山巧選手、外崎修汰選手を始め、若手にも愛斗選手が控えていて、層が厚いです。
それでも、鈴木選手なら、近い将来、レギュラーに入ってくるはず!
みなさんも西武・鈴木将平選手に注目してみてください。