野球

齊藤誠人(西武)育成捕手の年棒や中学高校は?国立出身で強肩!

2017年西武育成2位!
その他のドラフト指名選手はこちらに→2017年ドラフト指名選手一覧

2017年のドラフトでは、東大から日本ハムに指名された宮台康平投手が話題になりました。

しかし、2017年のドラフトでは、もう一人、国立大学からプロ入りを果たした選手がいます。
その選手とは、西武から育成ドラフト2位で指名された北海道教育大岩見沢校のキャッチャー・齊藤誠人選手です。
強肩が武器の齋藤選手は、北海道の国公立大からプロ入りする初めての選手となります。

 

名前:齊藤誠人(さいとう まさと)
生年月日:1995年8月7日
出身:北海道札幌市
身長:180cm
体重:86kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:捕手
年棒:400万円
支度金:350万円
家族:両親、妹2人
経歴:札幌市立札苗小学校→札幌市立札苗中学校→札幌光星高校→北海道教育大岩見沢校

 

齊藤選手は、小学3年生から「東ハリケーン」で軟式野球を始めました。

 

○中学時代は補欠
中学時代は「札幌北シニア」でプレー。
「札幌北シニア」には選手が10人しかいませんでしたが、体が小さく非力だった齊藤選手は補欠でした。
そんな齊藤選手がプロ入りするなんて、周りのチームメイトも当時は思っていなかったでしょうね。

 

〇札幌光星
高校は札幌光星高校に進学。
高校では、まず外野手としてレギュラーを獲得します。
2年秋からはキャプテンも務め、4番打者として、秋と春の2季連続で全道進出に貢献しました。

その後、高校3年でキャッチャーに転向
3年夏の南北海道大会では、駒大苫小牧に敗れ、ベスト8止まりでした。

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〇北海道教育大岩見沢校
高校卒業後は、体育教師を目指して北海道教育大岩見沢校に進学。
入学当初、大学で野球を続けるつもりはなく
「体育を教えるなら他のスポーツ経験もあった方がいい」
と思い、バレーボール部ハンドボール部への入部を考えていました。

しかし野球部員に誘われ、一応練習を見に行き、
「大学の2次試験の実技を野球で受けていたので。ハイもイイエも言えず、逃げられませんでした」
と野球部の勧誘を断りきれずに入部しました。

すると、1年春からレギュラーとしてリーグ戦に出場。
1年春から5シーズン続けて、ベストナインを獲得しています。
また、2年秋のリーグ戦ではMVP、3年春のリーグ戦では首位打者のタイトルも受賞しました。

大学4年生の時には、春先に右手有鉤骨を骨折したため、春のリーグ戦を欠場し、秋のリーグ戦も主にDHとして出場し、キャッチャーとしては出場できませんでした

 

○プレースタイル
齊藤選手の一番のセールスポイントは肩の強さです。
遠投110m二塁送球1.75秒を記録しています。

大学2年の時には、世界一のキャッチャーと言われるモリーナ選手の動画に影響を受け、モリーナ選手の“座ったまま2塁に送球する”というのを真似し、走者を刺そうと試みたことがありました。
その時はセーフでしたが、かなり惜しかったそうです。
プロでも、モリーナのような座ったままの送球を披露する機会がるかもしれませんね。

 

○国立大学出身
大学では、『教育学部芸術スポーツ文化学科スポーツ文化専攻スポーツコーチング科学コース』に籍を置いていました。
長いですね…。
卒論のテーマは「高齢者における運動スポーツに対する能否認識に関する研究」
うん…難しそうです。

また大学時代には、家庭教師を務めたり、月2回知的障害者施設にティーボールの指導に行ったりと、様々な活動もされていました。

 

西武の若獅子寮に入寮した際には、野村克也さんの著書を愛読していることを明かした齊藤誠人選手。
国立大学出身の齊藤選手には、頭脳派キャッチャーとして、支配下登録を勝ちとってほしいですね。