高校野球

膳所(ぜせ)高校偏差値70以上!野球部が21世紀枠で甲子園目指す!

3月23日開幕の第90回選抜高校野球大会。
秋田県の由利工、佐賀県の伊万里とともに21世紀枠に選ばれたのが、滋賀県の膳所高校です。
「膳所」と書いて、「ぜぜ」と読みます。
昨年の21世紀枠の「不来方(こずかた)高校」に続いての難読高校ですね。

膳所高校は、秋の滋賀大会では準々決勝では近畿大会ベスト4の近江に1対3で惜敗という成績に加えて、進学校で練習時間が限られる中、練習や試合の効率性を高めるためデータを重視。
野球経験のない生徒をデータ管理の専属部員として配置し、部員で練習メニューを考案している点などが評価されて選出されました。

創立120年の膳所高校は、今回が59年ぶり4度目のセンバツ出場となります。


○滋賀県ナンバー1の進学校
滋賀県屈指の進学校として知られる膳所高校には、普通科と理数科があります。
偏差値はなんと72~76!
偏差値70以上なんて、凄すぎますね。
過去に甲子園に出場した高校の中でも、トップレベルなのは間違いありません。
昨年度は東大に3人、京大に66人も合格しています。

ちなみに、一般枠で甲子園出場を決めた同じ滋賀県の彦根東も東大京大に例年10人程度合格者を出している公立の進学校です。
滋賀県というところは、文武両道な土地柄なんでしょうかね。

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○ID野球
膳所高校の野球部の躍進には、2017年4月に創設された「データ班」の専門部員の存在があります。
「能力が低い子が多いので、打球が正面に飛んでくるところに守れば、捕れる可能性が高くなる」
と膳所高校の上品充朗監の発案の元に生まれた「データ班」には、ともに1年生の野津風太さんと高見遥香さんがいます。

2人は、公式戦などで相手の打球傾向などを細かく調べ、グラウンド全体を198分割した図に書きます。
そして2人が、パワーポイントで作った資料を見て、野手は打者ごとに守備位置を決めているそうです。

野球に興味がないという野津風太さんは、
「ゲームプログラマー」という自身の夢への実現に役立てたいとの考えから野球部に入部。
すでにセンバツに向けても
「明治神宮大会のデータとかも用意してもらっているので心配ない」と言います。

一方のカープ女子の高見遥香さんは、
特集番組で広島の田中&菊池の1,2番コンビの打率が状況によって変化するというデータを見たことがきっかけでデータに興味を持ち、入部しました。
今回の21世紀枠選出には
「野球が好きな子もいると思うんですけど、マネジャーは大変という子も多いと思うんです。(データ班として)新しい関わり方もあるということを示せたのはうれしい」

さらに、「データ班」は、昨秋からは滋賀大と提携して、データベースの充実を図っているそうです。
甲子園でも大胆なシフトとか見られるかも?

膳所高校は、これまで、春3度、夏2度の甲子園出場をしていますが、まだ甲子園で勝利したことはありません。
今回こそ、データ野球で甲子園初勝利を成し遂げてほしいですね。