2022年の冬季北京オリンピックの開会式と閉会式の演出を映画監督のチャン・イーモウ(張芸謀)さんが担当されるそうですね!
チャン・イーモウさんは2008年の夏季北京オリンピックでも演出を担当されていました。
今回のオリンピックでは
「聖火を点火する方法や聖火台は、大胆な設計と変革を施す。五輪の歴史で一度も見たことがないものになる」
と話されています。
どんな開会式になるのか、とても楽しみですね!
チャン・イーモウ!https://t.co/U08OcZ3nVn
— mko (@trappedsoldier) February 1, 2022
チャン・イーモウのプロフィール
名前:張 芸謀(チャン・イーモウ)
生年月日:1950年4月2日
出身地:中国 陝西省西安
チャン・イーモウの経歴
中国の陝西省西安で生まれたチャン・イーモウさんは、1966年から起こった文化大革命で徴農され、農民として3年間、工場労働者として7年間働きました。
その後、北京電影学院撮影学科に入学。
1982年に北京電影学院を卒業した後は、西安映画製作所に配属され、チェン・カイコー監督の『黄色い大地』と『大閲兵』で撮影監督を務めています。
1986年にはウー・ティエンミン監督の『古井戸』では俳優として主演し、第2回東京国際映画祭で男優賞を受賞しました。
そして、1987年『紅いコーリャン』で映画監督デビュー!
以後は精力的に映画製作に携われています。
チャン・イーモウが子供で罰金?
中国を代表する映画監督となったチャン・イーモウさんですが、2013年には一人っ子政策に違反して、748万7854元(約1億3000万円)の罰金を科せられています。
「紅いコーリャン」などの作品で世界的に知られる中国の映画監督、張芸謀(チャンイーモウ)氏(62)が「一人っ子政策」に違反したとされる問題で、妻の戸籍がある江蘇省無錫市の地元当局は9日、夫妻に約748万元(約1億3千万円)の罰金が科されると明らかにした。
「一人っ子政策」違反、子供3人で罰金1億3000万円 チャン・イーモウ監督
日本では考えられない罰金ですが、金額にもびっくりですね!
一人っ子政策の罰金額は収入をもとに算出されるそうです。
世界的な映画監督だけあってチャン・イーモウさんの収入はかなり多いのでしょうね。
チャン・イーモウのおすすめ作品
チャン・イーモウさんの作品としては
『紅いコーリャン』
『紅夢』
『上海ルージュ』
の「紅三部作」が有名ですね。
また、「幸せ三部作」と呼ばれる
『あの子を探して』
『初恋のきた道』
『至福のとき』
のもおすすめです。
ハリウッド映画のような派手さはありませんが、心に染み入るような素朴な味わいがある『あの子を探して』と『初恋のきた道』の2作品が、個人的には好きな作品ですね。
あと『サンザシの樹の下で』も。
アクション映画が好きな人には
『LOVERS』
『HERO 英雄』
『SHADOW/影武者』
あたりがおすすめです。
チャン・イーモウのまとめ
チャン・イーモウさんは現在71歳です。
老いてなお、映画にかける情熱には頭が下がるものがあります。
これからも1作でも多く、いい作品を発表し続けてほしいですね!